広河原>小太郎山>北岳>間ノ岳>農鳥岳>奈良田【山梨百名山 完登】
- GPS
- 27:10
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 3,453m
- 下り
- 4,203m
コースタイム
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:59
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 7:48
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:11
三日目のログの一部がとんでもない場所に飛んでいます。理由は不明
天候 | 10/2:快晴>16時頃から曇り、18時以降晴れ 10/3:快晴>16時頃曇り 10/4:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・ここに車で来た地元ハイカーに「ここはバイクは盗まれる、悪戯される」「車も車上荒らしされる」「K37の駐車場も同じだが、人がいることが多い分マシ」と言われた。 ・開運隧道の門番の方からも同様の情報を聞いた。但し一部誤解が含まれていた模様。詳細は「感想」参照。 ・真偽の程は不明。気になる方は警察署に問い合わせください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下りで使った大門沢小屋手前の壊れた梯子がある場所で、誤って岩々を河原まで下ってしまった。 コースに復帰し、壊れた梯子の手前の右側にピンクマーカーを発見した。 |
写真
装備
個人装備 |
普段の日帰り登山に加えて持参した物のみ記載
モバイルバッテリー×2
歯磨き&歯ブラシ
歯間ブラシ
シェラフシーツ
入眠材
ダイヤルロック
南京錠と鍵
サブザック&貴重品入れ代わりのナップザック
フェイスクリーム
山小屋で履く靴下
USB充電器&ケーブル
長期保存パン×3
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感想
ものすごく長いです。
南アルプスは北アルプスより近いが、自分にとって北よりハードルが高く感じる山域。
・マイカー規制
・バスの運行期間&時間に左右される山行
・怪しい「利用者協力金」の徴収(実際は強制力は無く募金と同じ扱いらしいが、それを明示しない)
http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
今年はそれに加えてコロナの影響により、肩の小屋で
・シェラフインナーシーツ、枕を包むタオルの持参義務化
・予約した日4日前以降のキャンセルは全額支払い(実際は強制徴収する手段は無いと思うが)
http://katanokoya.com/
益々ハードルが高くなり気が重いが、今年中に梨百を終わらせたいので行くか〜。
ということで準備。
・amazonで最安値のインナーシーツを買い、自宅で就寝時に試用。枕を包むタイプなのでタオルは不要。
・靴がボロボロになったので新しい靴を購入、美ヶ原で試し履き⇒合わずに再度購入⇒鳳凰三山で高地順応を兼ねて試し履き
・冠雪しそうな富士山を先に登頂し、残り4つにしておく
それと、今回の目標はもう一つ。「日没前に下山を完了する!」
前回の富士山、前々回の鳳凰三山も下山が完了したのは日没後。
5月の鋸岳、6月の笊ヶ岳もそうだった。
もうヘッデンでとぼとぼ寂しい夜道を下山するのは嫌。(出発がヘッデンなのはOK)
梨百の最後位、綺麗に終わらせたい。
てな訳で奈良田にバイクを置き広河原までバス、肩の小屋と農鳥小屋に2泊し周回することにした。
農鳥小屋…ネットで多少知っているが、まぁ大丈夫だろう。
駐輪場所は、レコで第一発電所🚏近くに駐車スペースがあると知ったのでそこにして、奈良田までの舗装路歩きを省略する。
バスの運賃も¥100安くなる。
後は天気。
当初は9月の第4週を考えていたが悪化したので延期。
10/2以降は天気がよさそう。
グズグズしていると小屋が閉まるので、意を決して肩の小屋と農鳥小屋を予約。
農鳥は電話がつながらなかったがコールバックがあり、オヤジさんは親切で言葉遣いも丁寧でホッとした。
キャンセル不可となる4日前からは天気予報を毎日確認したが、大きく変わらず。
前日は仕事を午後休み、17時に夕食、18:30に就寝。
■1日目(10/2)
0:40に起床、2時前に出発。
中央道の甲府南🆋で降り、下道を60km走り、笹山登山で使った奈良田湖前を通り、4:30頃大門沢ゲートに到着。
準備を済ませたがまだ5時前、暇なので折り畳み椅子で休憩していると、隣に山梨ナンバーの車が来て、オッサンが出て来て話しかけてきた。
👨オッサン:60代後半〜70代位(詳細な容姿を記憶済みだが伏せる)
👨ここ、バイク盗まれるよ。度胸あるね→donsoku:えぇ?
👨登山?何泊するの?→二泊三日ですが(正直に答えて後悔した。この👨が窃盗犯または窃盗犯への情報提供者だったら、どうする?)
👨ここ、夜誰も来ないからね。トラックで来て二人でひょいと持ち上げれば簡単に持って行けるよ。誰かいても、持ち主じゃないとはわからないし。→はぁ…(随分詳しいな…怪しい)
👨前に何日間か停めていたバイクがあって、悪戯されてるのを見た→悪戯ってどんな?→👨…(半笑いで答えない。実は知らないのか、噓なのか。)
👨まー盗まれたら運が悪いと思って諦めるしかないね。→いや困りますよ。
👨車も車上荒らしに会うよ、何日間も停めてると。ガラス割られて。今コロナで仕事無くした奴がそういうことやってんだよ。
色々と山の話もした。詳細は省略するがハイカーであることは間違いないようだ。
自分(donsoku)の予定をよく理解していないようだったので、話の流れで一泊二日で戻ると修正して、信じ込ませた(と思う)。この👨が窃盗犯または関係者の場合、リスクを下げられる。
今日はトレーニングで大門沢下降点までピストンすると言って、👨は出発して行った。
5:20、不安ながら自分も行かねば。
すぐ近くの第一発電所🚏に行き、トンネルの門番の方に今聞いた話をすると、「知らないが、去年警察官が数人向かうのを見た」とのこと。
奈良田の駐車場での車上荒らしも知っていた。
奈良田、そんな治安が悪い場所だったとは…。
バス停の向かいを指さし「あそこの壁に自転車を止めていた(おそらく地球ロック)人がいて、第一発電所の職員が駐車したら出られなくなっていた」:これは停めた奴が悪い。
「奈良田の駐車場なら登山者が夜でも大体いるからそっちの方が安全だと思うけどね」:しかしこの時点でほぼ5:30。移動したらバスに乗れない。
次のバスは8:40なので大きく予定が狂う。
オロオロしている自分を見かねてか「ま、大丈夫でしょう」と言ってくれたので、その言葉にすがって、来たバスに乗車。
バスは満席だったが立っているのは自分だけだったので、床に座り込んで対策を考える。
誰かに夜来てもらって、バイクの番をしてもらいたい。
家族は…おそらく無理だがダメ元で依頼してみよう。
他に、力になってくれるかもしれない友人がいる。
後でメールしよう。それまでは登山に専念しよう。
広河原に到着後、登山届を出して朝食を食べ出発。
広河原小屋でトイレ、給水。
御池までは歩きやすいが全く記憶に残らない道、順調。
御池小屋前で休憩。
日差しが強いので、買ったばかりの🕶のレンズを交換。
中々うまくできず、5分位かかった。
https://www.yamareco.com/modules/diary/98679-detail-251218
再出発し、草すべりでをチマチマ登る。
小太郎山分岐に到着、数人がデポして向かったようだ。
何度か抜きつ抜かれつした関西弁のご夫婦も空身で向かった。
この時点で11時、腹は減っていないので昼食は小太郎山で、にする。
予め貴重品を入れておいたナップザックに昼食と水を追加し、ザックは地球ロックしてデポ、小太郎山に向けて出発。
出発点から見ると尾根が一直線に続いているので尾根上を歩くのだと思っていたら、「尾根の左側トラバース」がずっと続いた。所々ハイマツなどの薮漕ぎがあるが痛くはない。
その後は尾根の右側に移動。移動途中でご夫妻とすれ違った。
右側に移ると樹林帯、倒木や軽い岩登り。
「前小太郎山」、これは知っていたがその後にも小ピークがあるのは知らなかった。
そのかなり先に山頂標識が立っている山がある。あれが小太郎山か。
分岐から小太郎山までのCTは1h20mだったが、この時すでに1h40mかかっていた。
心が折れそうになりながら13:35登頂。
計画時はウォーミングアップ程度にしか考えておらず、いかにも小物臭い山名もあって舐めてかかっていたが、きつかった。
結論から言うと、この山行で一番キツい山だった。
急いで昼食。
電波が届いていたので家族にバイク見張りを報酬1万円+実費でやらないかと相談、即断られた。
予想していたので、友人に同条件でメール。
予定より遅れているので返信を待たず、14時に復路を開始。
当たり前だがピストンは往路で下った場所を登ることになる。
そこそこきつかったがRFはしなくて済んだのでスムーズに戻れた。
中間地点辺りで単独の白人金髪女性とすれ違い、小太郎山に行った?どう?と聞かれた。
明らかに時間が遅いが、技量や体力がどの程度かわからないので「やめた方がいい」とは言わず「結構キツイよ」と答えた。
ザックをデポしたと思っていた場所に見当たらず少し焦ったが、実際はもっと先で、ちゃんと残っていた。
ザックを回収していると先ほどの女性が戻ってきた。
前小太郎山で引き返したとのこと。賢明な判断だ。
分岐点に戻り、ガスと冷風の中肩の小屋へ向かう。
ポツポツと雨も降ってきたので急げ急げ。
テン場を通り過ぎ、16:35到着、受付。
遅くなったのを詫びたが、小屋の人は何とも思っていないようだった。
夕食+宿泊+朝食+弁当のフルセットで¥11000。
「3号館」に案内されたが、もらった紙の字が汚くて自分の割り当てがどこかわからずウロウロ。
先にいた人に聞いてようやくわかり、荷を下ろした。
夕食は後半の17:40なので少し休み、インナーシーツを出してシェラフの中へ入れる。
荷物を整理後、時間が来たので夕食。
高地でアルコールを接種すると悪酔いするらしいので今日は禁酒。
数年ぶりの休肝日。
なおノンアルコールビールは無かった。
夕食後百円払い、持参の充電器でスマホを充電してもらう。
充電中暇だったので、小屋のご主人に「大門沢ゲートで盗難や車上荒らしがあると聞いたことありますか?」と聞くと「聞いたことが無い」との答え。
門番の方が見た「去年警察官が数人入って行った」話をすると、「あぁそれ、違いますよ。去年大門沢で遭難者が出たので、それの捜索でしょう。自分も参加しましたから」とのこと。
なんだ、そうだったのか!
大丈夫という確信は持てないが、かなり気が楽になった🙂
電波の繋がりが悪く友人からの返信はまだないが、かなり強引な依頼なので、依頼をキャンセルするメールを出した。
外に出ると、雲はなくなり満天の星空。
小屋の女性が「下界で⚡が発生している」と教えてくれた。
市街地の上に雲の塊があり、数秒に一回雲の中が光っている。
あの下は雷雨なのか。ここは晴天なのに。
「夏は打ち上げ花火が『下に』見える」ことも教えてくれた。
写真や動画は旨く撮れなかったが、忘れそうにない光景を見れた。
20:20消灯。
満床で入口の鉄製ドアは閉められたので、思いっきり「密」状態。
マスクをして就寝した。
入眠剤を飲んだが1時間は眠れなかった。
■2日目(10/3)
周囲がゴソゴソする音で4時過ぎに目が覚めた。
小屋泊ではいつも周りのゴソゴソで起きるが、「最初に起きる人」は何を使って起きているのだろう?
インナーシーツを畳んで収納、顔が荒れそうなのでクリームを塗る。
5時に朝食。
今日はCT+休憩でも5時間で農鳥小屋に着く予定なので、一番ゆっくりできる日。
昨日はバタバタしていたが、今日は楽しもう。
バイクの件も一安心したし。
弁当を受け取ったらモンベルの会員証サービスでホットコーヒーを頼み、啜りながら日の出を眺め、6時に出発。
ゆっくりと1時間近く掛けて登頂し、一通り撮影したらイマイチ頭がシャキッとしないので、コーヒーを作ってもう一杯。
周りの人たちも大体入れ替わった30分後、次の間ノ岳へ出発。
間ノ岳で電波がつながり、友人から返信が届いた。
「キャンセルの件は了解。似たような依頼があればまたして」とのことだったので、やはり保険の為、今夜の見張りを依頼するメールを出した。
間ノ岳から再出発、すぐ見えた眼下の農鳥小屋を目指して下る。
上がってくる人たちは皆苦しそうだ。
こちらは下りなので基本楽なはずだが前回の富士山などと同様、左脇腹の痛みが発生。
すぐロキソニンを飲むが効かない。何なんだこれ…。
14時過ぎに農鳥小屋に到着。
ウケツケ小屋に行くが、親父さんは客の小屋?にいた。
下りで自分を抜かした女性二人組がチェックインしていたようだ。
宿泊台帳に名前などを書かされる。
携帯の番号を1行に書ききれず次の行に書いたら「何だよこれじゃ次の人が困るじゃないかよ」と早速注意された。
この後もそうだったが、「自分が出した指示が守られていない」ことを発見すると即座に注意される。
耳はかなり悪くなっているが、目は抜群に良い。
肩の小屋から来たことを言うと「そりゃ随分のろまだな!」と即座に批評。
物言いは火の玉ストレートだが、嫌みは感じない。
自分の後にバングラデシュ人がテン泊に来た。
親父さん曰く、色々な国の人が来たがバングラデシュは初めてとのこと。
荷揚げはヘリだが、10月中旬には小屋閉めするのでもうヘリは来ない。
なのでビールは売り切れたままだそうだ。
(女性とバングラデシュの方は残念がっていた)
夕食は16:30、朝食は4:30。
明日は日没前に下山を完了するためにできるだけ早く出発する。
その為には朝食は持参したパンを途中で食べることにしていたが、4:30か、早いな。
なら温かい食事の方がいいからここで食べていくか?と考えていると、「でも持っているなら荷物になるから食べる方がいいよ」と言われ、そうした。
夕食+宿泊で¥7500。
お湯と粉末のコーヒーなどが一杯フリーなので(ただしマイカップ持参者に限る)抹茶カフェラテを頂いた。
「一人一袋な!じゃないと俺が飲む分がなくなっちまう」(笑)
大門沢ゲートについて例の件を尋ねたが、「聞いたことない」とのこと。
そして、ゲートとその先は親父さんの土地であるという驚きの事実が判明。
駐車スペースと思っていた場所は親父さん曰く「俺が車を転回させる場所だから、停められると困るんだよな!まぁ門を開ける鍵持ってるからその先でやればいいけどよ」それは失礼しました。。
なお、朝に奈良田を出て小屋に到着した人がいたのでバイクがあったか聞いたら、あったそうだ。良かった。
その後はブロッケン現象を見ながら、困った登山客(全員トレランナー)のレスキューにまつわるトンデモ話を聞いたり。
夕食の時間になると、狭い食事小屋に呼ばれた。
食事は特に厳しい。食べている間も指示を守らない行動をすると即座に注意される。ちょっと刑〇所っぽい(苦笑)。
食事の掟
・呼ばれたらすぐに食事小屋に出頭する。少しでも遅れると「ハリーアップ!」と怒鳴られる。(これに限らず頻繁に英語が混じる。さすが外人が多く訪れる場所)
・ご飯と味噌汁はお代わり自由だが、絶対に残してはいけない。(まぁこれはマナーだな)
・ご飯、味噌汁は自分の分だけよそう。他人の分をよそうのは禁止。(登山は自分のことは自分でやる、が基本だからか)
・お茶はご飯を食べたお茶碗に入れて飲む(これは事前情報で知っていた)
・できるだけ早く食べ終わる。でないと俺の寝る時間が減る(これはどうかと思ったが、後で理由が判明)
隣の人に「おかずを残すと怒られますかね」と小声で相談すると「そうでしょう」。
やはりそうか。残さず食べました(笑)
食後は宿泊者7人と親父さんでこたつを囲み、バッテリー式ランタンの下で色々な話を。
「小屋閉めの後は何をしてるんですか?」と聞いたら「カスミを喰ってる」というとぼけた返事が返ってきた。仙人?(笑)
(帰宅後調べたら、猟師をやっているらしい。なるほど、それで甲斐犬を飼ってるのか)
昨日は20人の団体が来て大変だったそうで、「22時から2時まで、実際はそのうちの2時間ほど」しか眠れなかったそうだ。
忙しくなるとビールを売らないという話は事前に知っていたが、酒を飲むと気が大きくなって大声で騒ぐのが嫌で、本当は売りたくないそうだ。
ちなみにご自身は一滴も酒を飲まないとのこと。
18時過ぎにお開きになり、そのまま就寝。
人数が少ないので肩の小屋よりずっと快適。
足はこたつに突っ込んで寝ていいと言われたので、適度にポカポカ。
入眠剤を飲んだが前夜と同じくなかなか眠れず。
数時間後にやっと眠れた。
■3日目(10/4)
夜中に寒くて目が覚める。こたつの中が温かくない。親父さんは「明日の午後まで温かい」と言っていたが。
自分の分の毛布を全部掛けたが、それでも寒いのでザックから使い捨てカイロを出して服に貼ったら何とかなった。
4時、周りのゴソゴソで目が覚め起床する。
炬燵が温かくなかったのは、足を浅く入れていたからだった。
他の方々は食事小屋に出頭。
炬燵でパンと冷たいコーヒーで朝食を取っていると、親父さんが味噌汁いるかー?と聞いてきた。
「あったかいもの食べると元気が出るからよぉ」
その優しさにコロリとやられ、具だくさんの味噌汁を有難くいただいた。
ちなみに後から聞いた話では、朝食のおかずは「海苔と生卵だけ」で、その方は生卵は手を付けなかったとのこと。いつ荷揚げした物かわからないし冷蔵庫は無いから、賢明かと。
友人からバイクは無事だったというメールが来て安心。
これで後顧の憂いなしで行ける。
例のトイレで用を済ませ、親父さんに挨拶して5時に出発。
宿泊者7人のうち、6人は奈良田、一人は逆回り。
すぐに女性二人に抜かされ、その後は男3人(d、YAMAPユーザーさん、70歳の方)で西農鳥岳に向かう。
昨日はろくに眠れなかったが体を休めている時間が長かったからか、親父さんの味噌汁パワーのお蔭か、後顧の憂いが無くなったからか、体調がいい。
CT通りの時間で西農鳥岳、続いて農鳥岳に到着して梨百完登達成。
後の目標は、日没前に下山を完了すること。
3人で下山を開始。
大門沢下降点の少し先までは気持ちのいい道が続いた。
以降は写真の説明通り。
大門沢小屋以降(距離8km、標高差700m)は退屈で単調な道が続き、時々渡渉や橋渡があるだけ。
イヤホンで音楽を聴きながらにしようかと思ったが、合いそうな音楽が無い。
後ろから男女3人組が近づいてきたので、彼らに抜かされないという目標を立て一心不乱に下った。結局途中で抜かされたが。
14:30、無事明るいうちに下山完了。バイクも無事だった。
結局あの👨が言っていたのは何だったんだ?
よそ者へのからかいだったのか、バイクが嫌いなドライバーなのか、自分が聞きかじったことを話しただけだったのか、本当のことで、運よく窃盗犯が現れなかっただけなのか。
わからないが、もう奈良田に来ることは無いだろうからいい。帰ろう。
帰路:
身延町で最初に通りかかったコンビニに入り、山で飲めなかったノンアルコールビールとコーラを買ってがぶ飲み。
中央道で帰路へ。平日は割引が無いが登りの渋滞もないので快適。
クリニックに直行し、揉んでもらって帰宅。
梨百終わりました。
終盤は難しい山やアクセスしづらい山ばかり残しプレッシャーになっていたので、終わってホッとしています。
でも自分の知らなかった所に色々行けたのは梨百のお蔭かもしれません。
今回の3000m級の縦走は初の体験で、北岳〜農鳥岳は天気と体調に恵まれ夢のようでした。
今後はのんびりした山行に戻ると思います。
長々とした記事を読んでいただいた方、ありがとうございました。
奈良田で出会ったオッサンとの会話がウケる。さあ行くぞ!って時に…これはオレでも精神的にイヤだな。そして犯人だと疑う(爆)donsokuさん以前にカメラ盗られているから余計だよね。バイク無事でホント良かったです。
それにしても天気良くて最高の登山でしたね!梨百、ずっと追いかけてきて今年残ったのは大物ばかり(笑)ヘッデン下山のレコを何回も見せて頂き(笑笑)
2021年はdonsokuさんにとって忘れられない年になるんじゃないの?だけど、もう無理しないでね。
梨百完登おめでとう!
今度会った時に梨百武勇伝を聞かせてください^ ^
あれから完登まで、1年以上掛かってしまいました。
でも正直鶏冠山に行った頃は完登は無理と思ってた、というか完登するつもりもなかったなー
意識したのは、笹山と鋸岳辺りからかな。
笊の時は相談乗ってくれてありがとう、あれも助かりました。
実はバイクも過去2回盗まれてて、窃盗団の手口は知ってたので、知ってた分、今回は本当に不安でした。
急な依頼に応じて番してくれた友達に感謝。
武勇伝、あったっけ?かっこ悪いエピソードならたくさんあるけど
山梨100も制覇、重ねておめでとうございます
素敵なレコ、サンクスです
農鳥おやじ、実は優しい人だったんですねえ
農鳥小屋に泊まってみたくなりましたよ
三日間お疲れさまでした
お祝いのお言葉、ありがとうございます。嬉しいです。
tantanさんの予言通り明るいうちに下山できました。
親父さんは偽悪者的なとこがある人かなーと思いますね。ご本人意識してないかもですが。
急に英語を使ったりするので、ちょっとお笑いの要素も入ってるんですよね
口は悪いけど、ユーモラスな方でした。
三日目の朝、実はコーヒー用にお湯もらえないか聞こうかと思ってましたが、甘ったれた願いだよなぁと思って言い出せませんでした。
そのタイミングでの振る舞い味噌汁ですから、本当に嬉しかったですね。
近々引退が噂されているようですね。
2年前に薬師小屋に泊まった時、小屋のご主人も言っていたので信憑性高いかもです。
泊まるならお早めに。。
私が見た限り老若男女の区別は一切せず平等に厳しい方なので、その辺はご覚悟の上で…。
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