北アルプス裏銀座縦走(高瀬ダム〜新穂高温泉)

2016年08月08日(月) 〜 2016年08月10日(水)

• GPS: 58:36
• 距離: 41.6km
• 登り: 3,333m
• 下り: 3,497m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:10
• 休憩: 2:46
• 合計: 9:56

5:49 高瀬ダム濁沢登山口
6:01 6:01 高瀬ダム 天場
6:10 6:13 ブナ立尾根取付
7:04 7:15 権太落し
9:47 9:52 三角点
11:43 11:57 烏帽子小屋
11:58 14:02 烏帽子ひょうたん池
14:28 14:28 ニセ烏帽子岳
15:01 15:10 烏帽子岳
15:30 15:30 ニセ烏帽子岳
15:45 宿泊地

2日目

• 山行: 9:53
• 休憩: 1:12
• 合計: 11:05

5:24 烏帽子ひょうたん池
8:35 9:03 野口五郎小屋
9:20 9:21 野口五郎岳
9:55 9:56 真砂岳分岐
11:33 11:33 東沢乗越
12:47 13:07 水晶小屋
13:30 13:31 水晶岳
13:50 14:00 水晶小屋
14:19 14:20 ワリモ北分岐
14:33 14:34 ワリモ岳
15:11 15:17 鷲羽岳
16:09 16:12 三俣山荘
16:29 宿泊地

3日目

• 山行: 9:28
• 休憩: 1:24
• 合計: 10:52

5:25 宿泊地
6:17 6:19 三俣峠
6:31 6:34 三俣蓮華岳
7:03 7:03 丸山
7:32 7:32 中道分岐
7:51 8:08 双六岳
8:31 8:32 双六岳中道分岐
8:36 8:37 双六岳巻道分岐
8:50 9:26 双六小屋
9:30 9:30 双六池
10:10 10:11 くろゆりベンチ
10:28 10:34 花見平
10:47 10:48 弓折乗越
11:24 11:30 鏡平山荘
12:20 12:20 鏡池
12:20 12:20 鏡平山荘
12:53 12:55 シシウドヶ原
13:11 13:11 イタドリが原
13:22 13:24 チボ岩
13:31 13:31 秩父沢出合
13:56 13:57 小池新道入口
15:10 15:10 わさび平小屋
15:24 15:25 笠新道登山口
15:35 15:35 中崎橋
15:50 15:50 お助け風穴
16:05 16:09 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:17 16:17 新穂高温泉駅
16:17 ゴール地点

天候

1日目:晴れ
2日目:曇り時々雨
3日目:晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

信濃大町駅から高瀬ダムまでタクシー利用(\8,400/台)。駅前の「アルプス第一交通」で事前予約すると車を無料で預かってもらえます。

新穂高温泉から松本バスターミナルまで濃飛バスを利用。チケットは新穂高ロープウエー駅売店内の自販機で事前購入可(\2,880/人)。
新穂高ロープウエー発:16:55
平湯温泉着:17:28
平湯温泉発:17:50(最終バス )
松本バスターミナル着:19:15(松本市内渋滞のため実際の到着は19:30頃)
松本駅発:20:15(小糸線、信濃大町駅ではSuica等は使用不可のため注意)
信濃大町駅着:21:12

コース状況／危険箇所等

七倉ゲート前で係員による登山届のチェックがあり提出は必須。事前に準備しておいた方が良いです。

その他周辺情報

信濃大町周辺の日帰り入浴可の施設は殆ど20:00~21:00位には終了してしまうため、今回は帰路途中の長野インターチェンジ付近のスーパー銭湯を利用。
事前に確認しておいた方がベター。

写真

8/8 5:46

1日目　高瀬ダム上。ここでタクシーを降り、スタートします。

8/8 5:49

トンネル内を進みます。距離は4、500m位でしょうか。

8/8 5:55

トンネルの次は吊り橋で向こう岸へ渡ります。

8/8 5:59

無人小屋があり、キャンプ指定地となっています。

8/8 6:02

高瀬ダム湖

8/8 6:06

濁沢からの滝

8/8 6:10

ここからブナ立尾根が始まります。登山口から烏帽子小屋まで12に区切られており、行程の目安になります。

8/8 6:15

初っ端は工事用の足場で組まれた階段を登ります。

8/8 6:20

樹林帯の地味な急登が続きます。

8/8 10:08

南沢乗越が見えます。

8/8 11:37

烏帽子小屋に到着。

8/8 11:43

ニセ烏帽子をバックに、さっそく今日の一本。

8/8 11:59

烏帽子小屋のテン場。まだ空きはかなりありますが、これから続々とテン泊登山者が到着します。

8/8 14:02

片寄せ合うような我々のテント3張り。

8/8 14:04

明日歩く三ッ岳への稜線。早朝の涼しい時間帯に登りたいね、などと話していましたが・・・。

8/8 14:06

テント設営と昼食の後に烏帽子岳へピストンします。

8/8 14:28

ニセ烏帽子山頂。

8/8 14:31

岩塊を重ねたような烏帽子岳。

8/8 14:57

水晶岳から赤牛岳、そして黒部湖へ下る読売新道。

8/8 14:59

山頂部南側の烏帽子田園。池糖が点在しています。

8/8 15:01

烏帽子岳山頂。ゆっくり出来るような山頂ではなかったです。

8/8 15:12

スタート地点の高瀬ダムとブナ立尾根、その背後に唐沢岳。

8/8 15:46

烏帽子小屋に戻ってきました。

8/9 5:24

2日目 テン場を出発します。

8/9 5:37

ガスと強風のなか、ただ黙々と登ります。

8/9 6:06

眺望もないので、たまには花でも撮ってみます。花の知識は乏しいですが、コマクサくらいはわかります。

8/9 6:24

辺りは真っ白で眺望なしです…

8/9 6:38

展望もないので迷わずお花畑コースを選び進みます。

8/9 6:50

8/9 7:41

8/9 7:50

8/9 8:03

野口五郎小屋に到着。

8/9 8:37

自炊場(￥200/人)で大休止。

8/9 9:04

野口五郎岳へ向け出発します。

8/9 9:15

8/9 9:20

野口五郎岳

8/9 9:57

竹村新道分岐。真砂岳への取り付きは見落としました。

8/9 10:59

歩いてきた稜線。

8/9 11:26

これから向かう鷲羽岳(左)

8/9 11:30

槍の穂先が初めて姿を現しました。

8/9 11:33

8/9 12:21

ここを登りきると、

8/9 12:28

水晶小屋に到着。

8/9 12:42

水晶岳方面

8/9 12:49

水晶小屋で昼食の力汁をいただきます。

8/9 13:07

同行者と別れて一人で水晶岳へ向かいます。

8/9 13:14

8/9 13:18

8/9 13:27

山頂が見えてきました。

8/9 13:28

水晶岳山頂(南峰)。　三角点は行かなかった北峰にあると後で聞かされ、何かモヤモヤ感が残りました。標高は南峰が高いのですが…

8/9 13:28

山頂から鷲羽岳

8/9 13:29

同じく赤牛岳と彼方の黒部湖。

8/9 13:29

8/9 13:29

雲ノ平とその背後黒部五郎岳

8/9 13:46

間もなく水晶小屋です。

8/9 13:51

水晶小屋に帰還

8/9 14:00

デポしたザックをピックアップし鷲羽岳へ向かいます。

8/9 14:19

ワリモ北分岐。ここにザックがデポしてありました。祖父岳へ行っているのでしょうか？

8/9 14:40

鷲羽岳への登りの途中で、同行者に追いつきました。

8/9 15:00

鷲羽岳

8/9 15:54

鷲羽岳から三俣山荘への下り。ザレた九十九折の長い道です。

8/9 16:10

三俣山荘到着。

8/9 17:43

夕食は山荘でジビエ(鹿)シチューをいただきます。(￥2,600)　山荘のスタッフからジビエを出すに至った背景の説明があります。

8/10 5:31

3日目 テン場を出発し、三俣蓮華岳へ向かいます。

8/10 5:38

前日とはうって変って快晴です。

8/10 6:02

槍ヶ岳を中心に、北鎌尾根から西穂高までハッキリ見えます。

8/10 6:06

もうすぐ三俣蓮華の山頂

8/10 6:13

前日登った水晶岳から鷲羽岳もきれいに見えます。

8/10 6:17

8/10 6:32

三俣蓮華岳山頂。

8/10 6:33

山頂からの眺望。下に見える道は双六小屋への巻道。

8/10 6:34

黒部五郎岳

8/10 6:41

奥は笠ヶ岳

8/10 6:41

白山も見えました。

8/10 7:00

双六へ向かう途中、振り返って三俣蓮華、鷲羽、水晶。

8/10 7:09

8/10 7:10

8/10 7:18

丸山から見る双六岳

8/10 7:20

振り返って丸山。

8/10 7:29

双六岳をパスする中道との分岐

8/10 7:29

下に見える道が中道。

8/10 7:36

振り返って丸山

8/10 7:37

双六岳への最後の登り。

8/10 7:51

双六岳。

8/10 7:59

双六岳から眺める三俣蓮華、鷲羽、水晶岳。

8/10 8:48

双六小屋に到着。かなり大きな山荘です。

8/10 9:24

双六小屋から見る鷲羽岳

8/10 10:13

双六小屋とその背後に鷲羽岳。

8/10 10:30

花見平

8/10 10:48

弓折乗越、ここで笠ヶ岳方面の道と分かれます。

8/10 10:58

8/10 11:23

鏡平山荘

8/10 11:29

ここで一本。この後すぐに売り切れてしまったと…

8/10 11:49

山荘のなかでラーメンをいただきます。

8/10 13:34

小池新道から見上げる槍ヶ岳。

8/10 13:35

焼岳遠望

8/10 13:56

ここから林道歩きとなります。

8/10 13:57

8/10 14:20

わさび平小屋。ここでも一本。

8/10 14:48

8/10 15:23

笠ヶ岳登山口。

8/10 16:09

林道入り口。

8/10 16:15

新穂高ロープウエー駅に到着しました。

8/10 16:18

バス、電車を乗り継いで信濃大町まで戻ります。16:55のバスでまずは平湯温泉まで。

8/10 17:37

平湯温泉のバスターミナル。20分ほど待って17:50のバスで松本駅へ。

8/10 21:14

松本駅から20:15発、21：12着の小糸線で信濃大町に戻ってきました。

8/10 21:15

信濃大町から各地へのタクシー料金。

8/10 21:15

車はタクシー会社に預けてありました。周辺の入浴施設は時間的に間に合わず、長野インター近くのスーパー銭湯にて3日間の汗を流した後帰路に着きました。

撮影機器：

COOLPIX S570 ニコン

Xperia AX SO-01E docomo SONY

感想

taka2009

以前から計画していた、高瀬ダムを起点とした新穂高温泉までの北アルプス裏銀座縦走へ行って来ました。

日本三大あるいは北アルプス三大急登と呼ばれているブナ立て尾根は、12〜0までのカウントダウン以外は変化の少ない地味な急登という印象でした。

2日目の野口五郎岳〜水晶〜三俣山荘までの稜線歩きはあいにくのガス＆強風で、眺望が無いひたすら先へ進むだけの行程でしたが、3日間も山にいればこういうことも珍しくないことだと思います。
晴天に恵まれた最終日は、素晴らしい眺望を堪能することができて、終わってみれば満足のいく3日間だったと思います。
ただ、新穂高温泉から松本経由で信濃大町に戻る行程が、山行以上に疲れたような気がします。

※動画は三俣蓮華岳山頂からの眺望です。