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2021年05月15日 14:57山話し全体に公開

アカヤシオああアカヤシオアカヤシオ




浅間山から1週間もたたぬうちに、Yumeさんから袈裟丸山に行きませんかとメールが入り、以前から袈裟丸に行こうとお願いしいたいたので、二つ返事でOK。
夜中の3時に起きて、ユメさん待ち合わせ場所へ。17歳の時に会の先輩と登った山であり、当時にケネディが暗殺された日でした。その時の写真がありまして、自分で言うのもなんですが、ちょっといい男でしたね。
今回の山で、ユメさんが「アカヤシオ」「アカヤシオ」といつも言うのがわかりました。うちの奥さんはその名を知らず、改めて群馬県の花だと思いました。それで実際に見て、なるほどと思いました。
この花は花びらが散るのではなく、牡丹とおなじで花ごと、つまり首から落ちるんですね。花としては残酷な花と言うイメージを持ちます。
次に、ユメさんは赤城山愛好会とでもいうネットワークがあって、赤城山の隅々まで歩いている方々がヤマレコネットワークにいるのではと察しました。Yumeさんのお友達には勝てません。その意味では「hagure
」は逸れでいいのでしょう。でもうらやましい。
それと小丸山から見て「男体山」がなぜ「おとこのからだやま」なのかを理解しましたね。あれだけ見事に独り根を張って立つ姿は見事でした。それで納得。
次に、私の好きな皇海山、ユメさん曰く、百名山の中で一番人気のない山。山頂に行っても眺望はないし、コースもつまらないという、たしかにそうだけで、私は庚申山から回って、鋸山から見たずっくりした山の形が「愚直」という形容に捉えられて、
 皇海山のこんもりとした頂きの鈍重とはかなり悲しいありかたではないか
という事由律口語短歌を詠んだのだ。あの鈍重な、と言いたくなる山頂は愚直な男のようではないか。そういう世に受け入れられない愚直さをあの山に見て好きになった。
そして、もう一つはローソンで買って持っていった「鳥弁当」。もう日帰りの山のお昼は、弁当にする。店員が一日持ちますと言ってくれたので買ったが、今迄で一番豪華な昼飯になった。硬いが崩れないようにだけ注意した。
最後に、帰ったら前回もそうだったが右足のくるぶしが痛む。骨の変形にようる靴摺れの痛みだと思う。つまり、指の小指の関節もそうなのだが、「変形」しているのです。
それで次回からは対策をとろうと思案中なのと、地下足袋をいよいよ実現しようかと考えています。足袋の生地なら、皮と違うかなとも思うのです。もうすぐ76歳、骨の変形も「老齢化現象」の一言で片づけられてしまいます。
それから、ユメさんに短歌を詠むように勧めましたが、IIYUさんのお友達が、ヤマレコのコメントに歌を書いてきていると言うので、IIYUさんの投稿を見ましたら、お友達が俳句を連ねておられました。
下り道、ユメさんは盛んに575と詠んでいて、ミソサザエの啼き声が、沢音をオーケストラに見立てて指揮をしているようだと捉えたり、その感性が面白く豊かです。またうぐいすの午前中に聞いた危なげな谷渡りが、午後にはしっかり聞こえていることなどに気づいて、勉強すれば面白い俳句読みになるか、短歌を理解すればいい歌を詠むかもしれません。アオさんのコメントの文章もすてきですので、アオさんにも歌詠みになってほしいと願うのです。
今回、小丸山から下ってくる団体さんに81歳とか80歳の男性がいて、私もあのようになるかなぁ〜、言葉をかわしました。

*六十年距てて参るこの道に色鮮やかにヤマツツジおり
*いくつもの花をめでつつ歩めれば楽しきままに登り來しかも
*袈裟丸は地味なる山とおもいしに花咲く花の花のやまだよ
*ゆっくりと語りつ来れば道標に寝釈迦とありて一休みする
*よう来たなミツバツツジが我に言う友ありてこその寝釈迦道
*寝釈迦像この像なれどそのむかしこんなところにあっただろうか
*晴れた日の山青々しやはらかに大地の深味味わっている
*じいちゃんのこんな写真があったんだいつか孫子に言われたり
*かわいさは孫にもにたり山の花小さき花に元気をもらう

*ひのさせば色あざやかにアカヤシオはじめてであいし君をおもほゆ
*半世紀すぎたる今も君はなおアカヤシオ花競いてあらん
*アカヤシオ君を恋する人たちが登り来りて山笑ってる
*男体は雄々しい山よ日光の連なる山に独りして立つ
*残雪をいまなお残す白根山庚申皇海の狭間に高くあり
*皇海山鈍重なるか県境の奥山なれば孤独なり
*皇海山遠くに見えて山頂の丸い頂き2千の高さ

山と言う我を生かせるものあればくたばるまでは山歩きする
覚悟して山に臨めば山々は優しくもあり厳しくもある
いつまでも山に思いをもつなれば山はやさしく私を生かす
眼を閉じるその時思うわが魂(たま)があの青空に溶け込むことを
夜なれば満天の星の中一つにならんわが魂のゆくへ
わが魂の安らかなるを描ければせいぜい生きてさようならをいう
逃げもせず一生懸命生きたよな自分をほめてわれ終わりたい
来月は七十六になるきまり死ぬる覚悟で毎日生きるか
終えるなら我に厳しく妻にやさしく穏やかな世に
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