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オリジナルだと後爪は浮体の中に吊り下げられる位置になります(写真2.)。これが後爪の効かない理由ですね。一歩ごとの後ずさりも当たり前でしょう。後爪の固定ベルトは反対回しにできるので登高時はこれで行きましょう。ただしこのまわし方だと売りのヒールリフト機能は使えません。中途半端な位置にテープが来るので、それを後方に引っ張るためにバックル付きテープを装着しています。
さらに、山スキー用のクランポンに横穴を開けて装着しました(写真3.)。昨日この状態で十勝岳でテストしてみました。クラストした急斜面の直登降もトラバースもガリガリ効きます。昨シーズン悔しい思いをした深雪の急斜面でもテストしてみたいです。
写真2.の後爪は元々ついていたものではなく、オリジナルはもっと小さいアルミ製でした。シーズン終わりに紛失して、ブルガリアに発注したらこのステンレス製が届きました。
頑丈な浮体が売りの製品ですが、テープや靴底の擦れ、そして何より雪面の摩擦は痛ましいのでゴリラ印の補修テープを貼っておきました。
付属のポンプは一回量が小さく片側300回ぐらいの抽送が必要です。アプローチが自家用車で歩き出しから使う場合は自転車用の空気入れを持っていったほうがいいでしょう。途中で膨らませるために送りと返しの両方で送気できる携帯ポンプを発注しています。
以上がユニークな空気入れ方式のスノーシューの紹介と私の使い方の現状です。片側600g、両方合わせてもたためば寝袋より小さいサイズは必要な方には重宝するかもしれません。アイゼン主体だけど深雪もあるルートとか、わかん軍団の先頭だけSmall Footを使うとか。おそらく同長の他のスノーシューより浮力は強いと思います。
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