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自身の抱えている挑戦が無謀かどうかは本人が一番分かっているはずですが、その挑戦の征服欲に憑りつかれてしまうとネガティブな事を考えられなくなり(他人から見ると楽観的)、無謀な計画をしてしまうようです。
登山でも同じ事が言えるかも。
「最後の冒険家」という本があります。石川直樹さんが書かれたノンフィクションです。熱気球冒険家の太平洋横断に石川直樹さんがカメラマンとして同乗するも失敗して海上で救助されます。
熱気球冒険家は再挑戦するものの消息不明に。その後、再挑戦時には同乗しなかった石川さんが最初の太平洋横断に使用した熱気球が漂着したとの事で漂着現場に行くという内容です。
再挑戦時の熱気球冒険家の熱意(狂気にも感じる)というか、無謀さに恐怖を感じました。挑戦しないと何事も成せないという気持ちでそうなるのでしょう。
成功していれば称賛かもしれませんが、消息不明では無茶な計画だったといえます。極地の場合、そこらへんは紙一重の差なのかもしれません。
Amazon:最後の冒険家 ハードカバー
https://www.amazon.co.jp/dp/4087814106
Amazon:最後の冒険家 文庫
https://www.amazon.co.jp/dp/4087467422/
saitama-nの日記:「危機察知の鉄則 生き残る人・ダメな人」という本で捜索・救助費用について考える
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-153947
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