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登山計画は日向大谷口→七滝沢→剣ヶ峰→前東岳→天理岳→楢尾沢峠(奈良尾峠)→日向大谷口の日帰り。ほとんど山と高原地図の破線ルート。午前5時半頃に日向大谷口から入山。
秩父市ですが、当日の天気は曇り。最高気温26.8度、最低気温18.1度、平均気温21.5度、平均湿度74%、平均風力1.5m。
『ステップアップ奥秩父・秩父。奥多摩』に「八丁峠から東岳に向かってヘロヘロになりながら歩いているところを、ほかの登山者が目撃している。」とあります。登山歴1年とも。この本では尾根を乗り間違えたのだろう(道迷い)としていますが、自分はGPSを頼りに七滝沢の源流に向かったと考えます。
破線ルートがほとんどなので道迷い対策にGPSは持参していたでしょう。登山計画のコースタイムを大幅にオーバーして、暑さと疲労に耐えかねて沢に涼を求めたのかと。登山計画は登りで七滝沢ルートを利用していますし。体力・技術を超えた登山計画だったといえます。
夏の埼玉県の日帰り山行は暑さで消耗して(大幅に登山計画のコースタイムをオーバーして)、疲労と日の入りに追われて正常な判断が出来ず、遭難したと思われるものがあります。入山時間が遅い方もいます(山が一番暑い時間に高度を稼ぐ歩きをする)。20歳〜40歳台の方でも遭難しています。
低山という事でリスク軽視のうえ、体力不足な方が多い(自分で考えているよりも)のではないのかしら?夏の暑さを甘くみているのと、夏だから明るいうちに長時間歩けると考えているようです(当然、普段より疲れる)。
道迷いや体力回復の休憩時間を考慮して予備時間を自分のコースタイムの2〜3割増し設定するとかの登山計画をしないと。しかもこういう遭難は皆さん単独なのよね・・・。自分も単独なので他人事ではありません。
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saitama-nの日記:山のpoint of no return(PNR:帰還不能地点)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-166277
saitama-nの日記:秩父の熊倉山での遭難について
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-93322
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