https://www.amazon.co.jp/dp/4758441057
樋口明雄さんの南アルプス山岳救助隊K-9シリーズです。前に「レスキュードッグ・ストーリーズ」を読んで、山と犬ちゃんの組合せなら読むしかないでしょうと思い図書館で借りてきました。
北岳を舞台に南アルプス山岳救助隊K-9が東京都を狙うテロを防ぐという内容。日本の山岳アクション映画と同等かそれ以上といったところ。
登場人物等の設定が紋切型だなあと思うところはあります(「レスキュードッグ・ストーリーズ」でもそう思いました)。筆者は読者が分かりやすいようにわざとそうしているのかもしれません。
山岳救助犬のメイ(ボーダーコリー)、カムイ(川上犬)、バロン(シェパード)が可愛いのでお話が多少アレでも問題無し。
バロンのハンドラーをしている女性隊員が空手の達人で拳ダコがあるという設定には度肝を抜きました(巻藁で鍛えているって・・・)。徒手空拳で三人のテロリストに挑む格闘シーンはカッコいいです(アニメ的な展開だけど)。
どうして表紙でテロリストが今時の物と比べると命中精度が悪いバラ撒き型のサブマシンガンを装備しているの?と思ったら、理由を説明していました。そんな事に気が付くのはガンマニアしかいないよ。
どうでもいい事ですが、北岳の岩山で救助犬の肉球が痛まないのかしら?主人公の山岳救助隊員たちよりも犬ちゃんの心配をしてしまいます(架空のお話だけど)。
あと、お話の中でホットカルピスを飲んでいて自分も飲みたくなりました。寒い山中で飲むと美味しいんだろうなあ。
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