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個人的なメモでもあります。
手術1年前
階段の昇り降りで母の呼吸がハァハァ。
近所の内科診療所は「加齢なので仕方ない」という診断だったので病院を替えました(ネットで調べました。今はホームページのある病院が多く、医師の専門が何か書いてあります)。
地元の医師の専門が呼吸器と循環器の診療所で1年ほど診てもらったのですが、手術が必要との事で総合病院を紹介してくれました。
総合病院の診断は心房細動。
心房細動は心臓を動かす信号を左心房各所から出してしまうので(不良な信号を出す)、心臓が痙攣したようになるそうです(心臓からの血液の送り出しが不調になる→肺から取り込んだ酸素を含んだ血液を正常に体に送れなくなる→呼吸が苦しい)。
心臓の動きが悪いと左心房各所から心臓を動かす信号を送るルートが作られて、不良な信号で心臓が痙攣した状態になるそうです。
1回目の心房細動の手術
2018年2月(母70歳)
手術は4時間ほど。
左心房の不良な信号を出す部分を針金みたいのを差し込んで焼くそうです。
処置後に心臓に負荷をかけると心房細動の症状が出て、更に左心房を焼いたので時間がかかったとの事。
「1回でダメだったらまた同じ手術をしましょう」という説明でした(1回で良くなる方は少ないのでダメだったらまたやりましょうという軽いノリでした)。
退院は手術の日から2日後。
2回目の心房細動の手術
2018年7月(母71歳)
1回目が終わってしばらくは調子が良かったようですが、具合が悪くなったので2回目の手術。
手術は3時間ほど。
主治医の話では手術は完了したものの、芳(かんば)しくないそうです。
左心房の怪しい部分は焼いたものの、うまく処置できなかったという話でした。かといって、左心房を焼きすぎると心臓がうまく機能しないとか。
「2回目の手術なので、術後は薬を飲んだり、生活改善で具合の悪い心臓と付き合っていくしかない」と言われました。
退院は手術の日から4日後でした(術後の経過が良く無かった)。
主治医から術後に言われた話があったので、自分は「心臓のダメージが多くて何年も持たないのかもしれないなあ・・・」と覚悟しました。
3回目の心房細動の手術
2018年12月(母71歳)
2回目の手術後の経過があまりにも悪いので3回目の手術になりました。
自分は「もう、なるようになるしかならない」という思いでした。
手術は5時間ほど。
手術後に主治医から「怪しい左心房はすべて焼きました。これで大丈夫です」と、2回目の時のもうダメかも・・・な展開とは全く違った事を言われました。
正直な感想としては、「何だこの医者。2回目の時はもうダメかも感を醸し出していたのに。今回は調子よく大丈夫ですなんて言いやがって」と嬉しい反面、「2回目のもうダメかも感はなんだったんだよ!」でした。
日々の家事と畑の農作業くらいはできるようになりました。
今は地元の呼吸器と循環器の診療所に通っています。
たまに辛い時があるようです。でも、誰にも言いません。
呼吸がゼェハァな時があるので自分には分かるけどね。
家族の老いを近くで感じるのは辛い反面、老いとはこういうものだと分かるので悪くないと思います。自分の覚悟にもなるし。
saitama-nの日記:呼吸が苦しい時は循環器と呼吸器の専門医へ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-190323
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