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https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-279058
こちらの補足です。
個人の意見なので参考程度に。
トレッキングポールは登りで下記の二つの使い方があると思います。
1 体を引き上げる
2 体を押し上げる
1はトレッキングポールを長く持って手すりで体を引き上げるのと同じ動きになります。
腕を高く上げるのと延ばすので多大な力が必要になり疲労が増します。
2は後ろ足の横にトレッキングポールをついて脚力の補助(温存)に使います。
脇を締めているので力が逃げず、少ない労力で体を押し上げる効果を得られます。
1は腕のパワーが足されて推進力が高いと思われますが、腕の筋力を酷使すると長時間は耐えられないのと疲労が増します。
また、姿勢が悪くなりがちです(前かがみで体のバランスが崩れる)。
2はトレッキングポールを使わない状態と同じ姿勢なのでバランスは悪くなりません。
ペースの維持に良いですが、推進力はさほどありません。
脚力のある方に登りのトレッキングポールは不要でしょう。
長めのトレッキングポールで腕の筋肉を使ってガシガシ登るのを否定しません。
多少の問題はあっても、より速く、より遠くへを求める方はいるでしょう(体力と疲労回復の範囲内なら)。
後ろ足を突っ張って登りがちになると思うので足が攣りやすくなるとは思うけど(足に疲れがある時は特に)。
NYAA様のコメントで長めのトレッキングポール運用は「ヒジが肩より上に上がると脱臼する可能性もあるし、肩を傷めることもあるということです。そもそも、ヒジが大きく動くのは、「ムダ」です。」とありました。
怪我をするか、怪我に至るかもしれない経験をしないと分からない事なのかもしれません。
筑波山でトレッキングポールを大きな岩の上側について多少のけぞり気味で岩をクリアしている方を見ました。
体力に余裕があって疲労がさほどなければ問題ないかもしれませんが、リスクの高いトレッキングポールの使い方だと思います。
岩場のトレッキングポールは収納した方が良いです(手に持つと邪魔だし岩に手を付けないです)。
日本の急峻な山でノルディックウォーキングみたいなトレッキングポールの使い方(長めに持つ)は使用場所が限られますね。
ストックの使い方ですが、私はこの前にも申し上げたように、もう一通りの使い方があると思います。形的には腕を伸ばして、ストックで体を引き上げているように見えるかもしれませんが、私がそれを行う時は、決して腕の力使っていません。ザックの重さ、体重を腕とストックにも分散させているのです。
人間、二本脚なので、犬や馬、熊のような四本足の動物の、前足と後ろ足の使い方が分からないのでは、と思います。大体において、前足で体重を支え、後ろ足は推進力となります。だから斜面上がるの、すごく速いですね。
もう一つ、腕を伸ばしてストックを使う方法の利点は、腕を前方に突きだすと、胸が開き呼吸が楽になります。長ーい坂だなあ、って時、胸を開いて呼吸してください、少し楽になるような…(´;ω;`)ウッ…
sari-paA様。
使い方のコメントを頂いていたのですけど、自分の体験からくるものでなかったので・・・。
NYAA様のコメントでないけど、道具に使われる方が多くて使い方に無頓着な方がいるのでないかと思ったので山で実際に自分がやった事(見かける)の代表的な使い方2点に絞りました。
申し訳ないです。
トレッキングポールを使いながらこんな事考えているの自分くらいかもしれないけど。
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