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遺産分割は自分が代表してやりました。
遺産分割でやる事は大まかにはこんな具合です。
1 被相続人(亡くなった人)の銀行口座の凍結と生命保険会社等への連絡(財産の保存をする)。
銀行口座の凍結は公共料金などの振替口座として使われている時があるので注意。
2 被相続人の財産(車や借金やローン等も)と葬儀等で発生した費用のリスト化。
税務署の手引き書を読むと、立木も財産になるそうな(山所有の方いるからね)。
税務署職員は山に分け入って数勘定するのかしら?
3 財産を相続する範囲(相続人)の確認と相続人が相続放棄するかの確認。
4 遺言書の確認(一般家庭で被相続人が遺言書を作成しているパターンは少ないでしょう)。
5 遺産分割協議書の作成(銀行と不動産名義変更で法務局から求められます)。
5 2に関する相続手続き。
6 被相続人が亡くなってから10か月以内に税務署への申告と相続税の発生する相続人は相続税の支払い。
外部に依頼しない場合は誰かが代表して取りまとめをして、相続人全員の同意の元に遺産分割協議書の作成になります。
外部に依頼するとしても誰かが代表して外部の方と打ち合わせと書類の往復が必要です。
実体験から考えるに、外部の方に遺産分割に関する全てを依頼すると数十万円はお支払いするようになると思います(単純に仕事量が多いし、税務署への申告代行は税理士のみ)。
我が家の家族仲は悪くないので揉め事はなかったのだけど、妹には遺産分割協議書作成前に2のリストと妹にどのくらいの相続財産が発生するかを計算した紙を妹の旦那さんに渡して報告するように指示しました。
部外者(相続人の配偶者)は相続完了まで口出ししないとしても、後から「聞いていなかった」、「配偶者(相続人)が騙された」で揉める可能性があるでしょ?
板挟みになった妹が疲労困憊しちゃうじゃない。
幸いな事に妹の旦那さんはそのような事をする方でなかったので杞憂だったけど。
でね、題名の「不満は少々残る」というのは手続きを代表した自分の多大な労力の持ち出しです。
「俺が銀行に行ってさ、振込み手続きしてさ。いいよね、みんな。ぼーっとしてればいいんだから」と母に愚図ったら、「アンタ、外部に依頼せずに自分でやるって決めたんでしょ。文句言うな」言われました。
そろそろ妹から「とらやの羊羹」が届いてもいい頃だよなあ・・・。
兄は海外赴任中なので帰ってきてからでいいよ。
saitama-nの日記:項目ごとにファイリングして相続までのりきった(山に関係ないです)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-298390
saitama-nの日記:銀行相続の話(山に関係ないです)
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-295120
そういえば以前の日記にも相続についてのこと書かれてましたね
相続の手続きは大変な作業と時間と色んな費用がかかります
相続が面倒になるパターンは
相続人が多い、しかも疎遠だとスムーズにいかない
相続人の中にお金に困っている人がいる
被相続人の生まれ故郷が遠い
相続財産が多い、土地も建物も多い、しかも多数の金融機関に残高がある
思いついただけでもこんな感じ
でも、相続手続きを進める代表の人がほんと一番大変
最初の一歩を踏み出すのが難儀で多くのエネルギーが要りますね
その一歩を踏み出すと徐々にパズルが解けていく感じ
相続手続きを業者に任せてお金を払うのは「自分の時間と心のゆとりを買う」ってことかな
junbader様。
どのような遺産分割でも誰かが代表して取りまとめないとです(他の方よりも負担が多い)。
家族仲(兄弟仲)が悪かったり、言った言わない、相談もなく勝手に決められたりすると揉めますね。
他に不動産が絡むと現金化しない限り平等に分配は難しいです。
私の父が亡くなった時もやはり相続で揉めました。私は次男で生家を出た身で御座いますが、あまりにも理不尽な長男の言い草に立腹し、しばらく判を押すのを拒みました。
長男は父の存命中から「薮下(田んぼの有る所の俗称)の土地は、妹にやる」と事あるごとに言いふらしていたのです、それは法事などの席で何年にも渡っての事です。
所が父が他界し相続の話に成った時に、「そんな事は言った覚えが無い」と言い出しました。
私は薮下の土地が妹に相続されれば、兄弟間での相続の公平は保たれると考えて居ましたので、長男に薮下の土地の相続をめぐって「公平な案が飲めるのであれば、文句は言わないし判も押そう。しかしどうしても駄目なら、この相続を平等な物として扱ってもらう事に成る」と引導を渡しました。
公平と平等の違いを長男に説明しますと、にわかに顔色が変わった事を今でもよく覚えています。
後日、司法書士を通じて納得のいく和解案が示されたため、無事に相続の手続きは終了しました。
ろくに財産が有るわけでも無いのに揉める、人間の小粒さを思い知らされる出来事でした。
あら、また自分の事ばかり書いてしまいましたw
graveltrek様。
不動産は「Aは価値を感じるが、BはAほどには価値を感じない」というのが生じます。
利便性や利用方法で不動産をどう判断するか(価値を見いだすか)というのがあります。
不動産は各々の価値観による意見の不一致がおこりやすいと思います。
それはそれとして、前々から話にあった話を手のひら返しでは結果がどうであれ禍根を残しますね。
saitama-nさんは損するザ中間子って感じですね。私も同じ兄妹構成で私も損な役回りだなと思いながら、親の老後、介護、相続手続きとかするのかなと思います。私はお金はないけど、時間はあるのでやってもいいけど、その分、兄や妹はお金があって時間がない人達だから、お金出してくれたらいいのになと思いますが、多分、無理でしょう。でも、とらやの羊羹くらいは欲しいですよね(笑)
minislope様。
「それなりの事はしているはず。妹から羊羹を貰ってもいいだろ」になりました。
そうです。
羊羹を食べたいので、なんやかんやと理由を付けて妹から羊羹を贈ってもらいたいだけです。
午後には井村屋のミニようかんを食べて、とりあえずは忘れちゃうと思います。
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