![]() |
流行りとか高付加価値路線に興味ないものあるけど。
が、経年劣化は免れません。
2011年に購入したモンベル クラシカルバランスライト30は表側の生地がだいぶ色褪せました。
2013年に購入したアコンカグアのバリローチェ60Lはポリウレタンコーティングが剝がれました(数年前から日焼けの皮みたいのがザックの中から出て来て、「なんだこりゃ?」でした)。
saitama-nの日記:加水分解の進んだザックのポリウレタンコーティングを剥がす
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-344466
10年以上前に購入したT字タイプのトレッキングポールはバスケットが脆くなって崩壊しました。
saitama-nの日記:トレッキングポールのバスケット交換
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-367426
登山靴はミッドソールの加水分解で5年が限度と聞きます。
セメント製法(接着)で作られている登山靴がほとんどですから、ミッドソールが痛めば接着で修理できません(接着した面の下から剝がれる)。
今は環境に優しいだか、環境負荷の高いものは使ってはいけないだかでウェアの撥水処理(素材)は以前の物と比べると軒並み機能低下だとか。
「分解しにくい素材(痛みにくい)=環境負荷が高い」、「環境にいつまでも残り続ける素材を使わない」のようです。
saitama-nの日記:登山の撥水剤(ウェアの撥水加工なども)はフッ素フリー(PFCフリー)になりつつあるのね
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-320086
ザックは高強度・高耐久(製造直後ね)の薄い生地を使用して軽量化に貢献しているようですが、その反面、ポリウレタンコーティングに負荷(伸縮と紫外線などの影響かしら)がかかるようで、以前のザックに比べてポリウレタンコーティングの痛みが早い気がします。
ポリウレタンコーティングの層が薄くなったか(それでも製造直後は前と同じ機能を持つ)、環境負荷の問題でポリウレタンコーティングにも制約があるのかもしれません。
それはそうと、「登山用品の寿命は以前と比べて短くなっている」でなくて、年齢を重ねて時間の経過を速く感じるのでないかしら(数年前の買い物でも、「買ったばかりなのに!」になる)。
大人になるまでは成長に合わせて買い替えたり、雑な扱いで壊したりはありました。
いいところ2年、3年で買い替えでした。
5年以上も使ったのランドセルくらいかしら。
librakobe様。
以前の革製登山靴はメンテナンスと修理しだいで寿命を延ばせたし、延ばした方は多くいらっしゃるでしょうね。
セメント製法(接着)は製造に携わる方の個々の習熟度の影響(製品のばらつき)が少なくてメーカーにとっては良いのだと思います。
ここ近年の気温上昇も影響で熱によって道具の痛みが早くなってる気がします。気をつけてもやはり移動時に高温になりやすい車内に道具置きますからね…。エンジンかけてる時はエアコン効いてそこまででしょうけど、お店に寄るのにエンジン停止してほんの1時間でも車内すごい暑くなってて怖いです。
minislope様。
この時期、車の中は油断すると全てがアチアチです。
夏はエアコン効いていても、半袖の腕が直射日光に焼かれて運転辛い時があります。
今年の日差しは強すぎです。
「ハワイに行かなくていいんじゃない?」です。
まさしく、おっしゃる通りですよ〜!
「年齢を重ねて時間の経過を早く感じる」
まさにこれだと思います。
最近ザックがくたびれてきて
これ5年くらい前に買ったんじゃなかったかなあ?と思ってたら
8年前のレコにすでにそのザックがレコに写っていたり
あの山、4年前くらいに行ったよなあ〜って思ってたら
8年前のレコであったりしてショックを受けております
なので道具の劣化が早いのではなく、時間の経過が速いんだと思います
猛スピードで1年が過ぎていきます
まったく、嫌になっちゃいますよ〜
junbader様。
登山用品の寿命が短くなっているのを糾弾するのが目的で日記を書き始めました。
ですが、「よく考えると子供の頃よりも長く使っている、本質は別なところにあるのでは?」になりましてねぇ。
「五十にして天命を知る」でなくて、「五十にして猛スピードで1年が過ぎるのを知る」でした。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する