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2018年02月12日 04:08つぶやき全体に公開

青天の霹靂 ―終活篇―

極めて私的な話。
遠い親類の相続放棄手続きが
やっと終結した。
弁護士に頼らず全て自分で行ったので
それは大変だったけれど。。。

11月末に某市役所より届いた文書により
亡くなった叔父の存在を初めて知る。
面識もない遠い親類が遺した負債(税金)は
姪である私に支払い義務があるという。
プラスの財産があるかどうかは不明。
まさに青天の霹靂。

最初は何かの間違いかと思ったが
問い合わせてからネットで調べると
そのような事例は意外とあるらしい。
親兄弟が皆亡くなり子供が相続放棄をすると
順番が下に回ってくるのだ。
そんなシステム知らなかったよ!

父方の親類は北海道出身なので
戸籍謄本を取得するのは困難で
確実な書類を手にするために
北海道へ何度か電話をしたり
通常よりも根気と時間を必要とした。
ひとつの謄本を取り寄せてから
更に別の謄本を取り寄せる。
それの繰り返し。
(記載されている情報が違うので
いっぺんには取得できない)

なんて理不尽なことがあるもんだと
最初は腹立たしいだけだったが
独居で寂しく亡くなったのかもね…
そう考えると気の毒にもなり
いつしか怒りは消えていった。

かかる費用は全て私持ちで
何の得にもならないけれど、
裁判所に認めて貰うことができ
最終的に某市役所に文書を
送付するまで2ヶ月半かかった。
いやいや長かったわー。

血の繋がりというものは
例え疎遠で面識がなくとも
亡くなった後でさえも
一生消えることはないんだと
変な感慨をもたらしてくれる。

また、健康で元気なうちに
自分自身の“終活”はしておかねばと
しみじみと思えるような
出来事であった。(-_-).。oO
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