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日記

カテゴリー「本」の日記リスト 全体に公開

2017年 11月 24日 10:56

素敵な贈りもの ―山の本―

厳冬期の赤岳天望荘で知り合い 冬季西穂高岳をご一緒させて頂いた Aさんより、山の本が送られてきた。 見たこともないような だいぶ昔のものだが、 古籍の復刻版なので とても綺麗な状態である。 (古いのはAさんが保管なさっている) その他ラインホルト・メスナー等の数冊と、 秩父
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2016年 02月 24日 02:07レビュー(書籍)

『白き嶺の男』と『背筋が冷たくなる話』

「おれは、これを読んで困ったよ」 「こら、谷甲州よ、ちょっと待て」 夢枕獏の解説に笑ってしまった。 日本人作家の中で、恐らく一番高い場所まで 自分の足で旅をした登山家でもある。 (…と紹介されている) 作品を読んだのはこれが初めてだけれど 実に中身の濃い山岳小説。 余計な色が付い
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2016年 01月 31日 22:45

活字中毒

“活字を渇望している” 以前はどこへ行くにも必ず本を持参していた。 本がなければ電車に乗れないほど。 図書館通いが習慣になっていた日々。 ガラケーをスマホに替えてから 本を読む時間が激減。。。 電車内での奇妙な光景に疑問を抱きつつも 小さな液晶画面に依存するようになるのに そう時
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2015年 03月 04日 08:52レビュー(書籍)

ある犬のおはなし〜処分ゼロを願って〜

『目を逸らしてはいけない現実。 殺処分ゼロを願って描かれた一冊の絵本が響く』 FBで話題になっているらしい。 家族から送られてきたLINEで朝から号泣。。。 ペットブームでもある昨今。 ブリーダーによって増やされた動物達。 流行らないから、飽きたから、子供が生まれるから…etc
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2014年 07月 19日 19:38レビュー(書籍)

“人生の避難小屋” 『春を背負って』

“雨が降ろうが風が吹こうが、 自分にあてがわれた人生を 死ぬまで生きてみるしかない” プロローグだけで充分に感情移入でき、 しこたま泣かされた。(^^ゞ ゴロさんと父親、亨のやりとりの中に 琴線に触れるシチュエーションが 一杯詰まっている。 まだ完読はしていないけれど、 感想を
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2014年 06月 04日 11:41レビュー(書籍)

『赤いヤッケの男』ほか2冊

「山男の最期っていうのは、案外あっけなく、 突飛にやってくるものなのかも知れないな…」 単なる山ホラーではない。 季節外れの避難小屋などで、経験豊富な山ヤさんから ポツリポツリ極上の怪談を聴いているような感覚。 実話が基なのでリアリティーに溢れ、臨場感たっぷり! 北アルプスK 尾
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2014年 03月 23日 10:58レビュー(書籍)

『小屋番三六五日』

どなたかの日記にて知り とても興味が湧いて早速図書館へ。 休憩で立ち寄ったり一泊した小屋で、 実際にお話させて頂いた小屋番さんの 影の奮闘ぶりが、実に面白い! 知らない小屋のほうが断然多いけれど。 いつか、ここにも行ってみたい…と 思わせられる素敵なエピソード。(*^^*)
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2013年 08月 28日 09:47レビュー(書籍)

穂高岳山荘×山歩みち

穂高岳山荘90周年アニバーサリー。shine 昨夜、帰宅してポストを覗いたら 届いていた。 何度か手にしたことがある小冊子の 特別版といったところ。 冒頭には市毛さんが書いた 今田氏との素敵なエピソード。 ファンでもないのに感動させられた。 初代の重太郎さんが築き上げ
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2012年 10月 19日 00:44レビュー(書籍)

『孤高の人』『単独行』

既読の『単独行』と比べると、加藤文太郎氏が いかにも人間らしく描かれていてとても親近感を持った。 ただ無骨で不器用な人とのイメージしかなかったのが、 新田次郎によって職場や家庭などのバックグラウンドを得て イキイキと動き出し色付けされた感じがする。 反面、いくつかの違和感を覚えたのは否
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2012年 08月 02日 23:05レビュー(書籍)

ワクワクします! 『呼ぶ山』

HEIDI さんから教えて頂いた『呼ぶ山』 図書館の予約順がやっと回ってきました。 このダークなカバーイラストを見ただけで すごくワクワクする。(変かな…?笑) 元々、少女漫画にはあまり興味がなく 楳図かずおの『おろち』とか『赤んぼう少女』等 人間の醜さや怖さが表現されたモノを好み
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2012年 07月 27日 23:22レビュー(書籍)

『池袋ウエストゲートパーク X PRIDE』

山にうつつを抜かしている間に 第十弾が出ていたのをすっかり見逃していた。 久しぶりの石田衣良。 私にとって彼はまさしく神! 出逢いはフリーペーパーR25に連載されていた、 たった1ページのコラム。 最後の4行で私の心を鷲掴みにしたのだ。 IWGPシリーズは1話から読んでいるので
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2012年 07月 06日 23:08レビュー(書籍)

『神々の山嶺』

うぁぁーそうだったのか! 羽生丈二は森田勝、長谷常雄は長谷川恒男だった。 今頃、点と点が繋がったような。 ここにレビューを載せていない山岳図書も 今までに色々と読んでいるので、どうりで 読み進むうちにデジャブー(既視感)を覚えたのだ。 冒頭からグイグイ引き込まれてしまい 土日の
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2012年 07月 04日 04:51レビュー(書籍)

『死者は還らず』 -山岳遭難の現実-

著者:丸山直樹 山岳遭難、その背景には色々なドラマがある。 山岳部に属する生徒や山岳会の会員など 人よりも多く山に接し バリエーションルートを経験した者でも 極限状態に追い込まれることがあると。 錯覚や無知だけでなく 危機的状況の体験が全くない山行だけでは、 危機回避能力が育
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2012年 03月 04日 22:56レビュー(書籍)

読書 『ソロ』 -単独登攀者 山野井泰史-

著者:丸山直樹 ‘こんな男がいることを 多くの人々に知ってもらいたいと思い 本書を捧げる’ 冒頭に記載されている言葉。 彼に関しては表面的なことしか知らなかったが、 この著者により心の襞まで剥き出しにされた感がある。 おいおい、ここまで書いていいの?と。 たぐい稀なる才能
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2012年 02月 27日 15:45レビュー(書籍)

読書 『風雪のビヴァーク』

著者:松濤明 [我々ガ死ンデ 死ガイハ水ニトケ、ヤガテ海ニ入リ、 魚ヲ肥ヤシ、又人ノ身体ヲ作ル 個人ハカリノ姿 グルグルマワル] (以下ネタばれのため未読の方はお控えください ↓↓↓) 仲間が息絶え、ひとりで最期を迎える覚悟をしていたとはいえ、 こんなに冷静沈着に受け止められる
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2012年 01月 25日 22:28レビュー(書籍)

岳人2月号

いつも行く大型書店。 発売日を数日過ぎただけで、岳人は既に売り切れ。 山渓とPEAKSは積まれているのに…。 ここは在庫の無い本は無い?というくらい ありとあらゆる書籍が揃っているので頼りにしている。 でも今回はちょっと遅かったかー。 表紙のタイトルと写真に強く惹かれるものがあり
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2012年 01月 18日 22:39レビュー(書籍)

読書 『タベイさん、頂上だよ』

著者:田部井淳子 いや〜面白い! 先日のヤマケイ文庫フェスのサイン本。 まだ全然、序盤なんだけど。 彼女のパワーにとても共感するし、元気づけられる。 講演会での内容とリンクして、点と点がだんだん繋がる感じ。 昔、上野駅で見知らぬ女性登山者に恥も外聞もなく 一緒にエベレストを登り
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2011年 12月 31日 23:06レビュー(書籍)

読書 『サハラに死す』

著者:長尾三郎 サハラ砂漠をラクダに乗って単身で旅をする若者、上温湯隆。 何が彼をそこまで駆り立てたのか? 最初は無謀だと思うけれど、読み進むうちに解ってくることがある。 1970年代の話なので、もう30年前になるのだけど 彼の情熱とサーハビーとの旅の軌跡は未だ色褪せない。 動物
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2011年 12月 29日 22:10レビュー(書籍)

読書 『荒野へ』

著者:ジョン・クラカワー 知人に薦められ、原作を先に読んだのはだいぶ前。 衝撃に打ちのめされるラスト。 クリスが最期に悟ったことは 全ての人に共感をもたらすのではないだろうか。
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2011年 11月 17日 22:43レビュー(書籍)

読書 『垂直の記憶』

著者:山野井泰史 ロッククライミングも雪山も未経験の私でも、彼の一途な情熱が理解できる気がする。 一見、無謀とも思える新たな岩への挑戦が面白くて目が離せない。グイグイと引き込まれて、4章目に入ったところ。 激しいクライミングの後の小休止、という感じで挿入されている彼の生活上のエピソードがま
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