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ここに、1954年の布―加計開業により国鉄路線延長が2万kmに達した地点（坪野―田之尻間。坪野寄り500m）
が含まれており、位置を示す記念碑だけが取り残されています。（写真）
国鉄チャレンジ20,000キロなんてのも1980年代にありましたね。
今日、やぶやぶ廃道探検家の鳥屋M氏が ↓ のレコを見て。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5274569.html
郷里のものとして、この道が廃道になった時期を確認するため、可部線を調査
この調査から表題のことが分かってきた。
週末、兄貴が4年ぶりに帰広したことを受け、津浪へ行く道中を確認する。
行って来たら、写真を入れ替えます。
＜可部線＞ （可部線沿線ガイド、Wikiぺディアより引用 一部報道資料から）
可部線の現存区間は、私鉄が開業した区間を1936年に国有化したものである。
同区間は、1909年、大日本軌道広島支社が軽便鉄道規格で開業したものであるが、
数回所有者が変わり、買収時の所有者は広浜鉄道であった。
本路線は、改正鉄道敷設法別表第94号の予定線「広島県広島付近ヨリ加計ヲ経テ島根県浜田付近ニ至ル鉄道」 の一部として買収されたものである。
可部以遠は国により建設された。
1968年に国鉄諮問委員会が提出した意見書で、可部―加計間が鉄道としての「使命を終えた」路線、 いわゆる赤字83線に挙げられ廃止勧告を受けた一方で、建設は続けられ、翌1969年に三段峡までが開通した（新規開業区間は非電化）。
その後も日本鉄道建設公団の建設線（今福線）として山陰本線の浜田駅を目指して建設が進められたが、 1980年の国鉄再建法の施行により工事は中断され、現在も遺構が残る。
2003年には非電化区間の可部―三段峡間が廃止された。
なお同区間内には、1954年の布―加計開業により国鉄路線延長が2万kmに達した地点（坪野―田之尻間。坪野寄り500m）が含まれており、位置を示す記念碑だけが取り残されることとなった。
以下に 年表
太田川沿線の昔の美男美女の方々。懐かしがってね。
・1909年（明治42年）12月19日
大日本軌道広島支社が横川―祇園（下祇園駅と古市橋駅の間、現在廃止）間を開業。軌間762mm非電化。
・1910年（明治43年）11月19日
祇園―古市橋間開業。
・1910年（明治43年）12月25日
古市橋―太田川橋（現在の上八木）間が開業。
・1911年（明治44年）6月12日
太田川橋―可部間が開業。
・1919年（大正8年）3月11日
可部軌道へ譲渡。
・1926年（大正15年）5月1日
広島電気に合併。
・1928年（昭和3年）11月9日
横川―古市橋間改軌（→1067mm）・電化（直流600V）。
古市橋―可部間を運休しバス代行輸送。松原駅廃止。大師駅 （現在の安芸長束駅）開業。
・1929年（昭和4年）8月10日
古市橋―七軒茶屋間改軌・電化。
・1929年（昭和4年）11月25日
七軒茶屋―太田川橋間改軌・電化。
・1929年（昭和4年）12月2日
太田川橋―可部間改軌・電化。全線改軌・電化完成。
・1930年（昭和5年）10月
大芝公園口駅開業。
・1931年（昭和6年）頃
大師駅を長束駅に改称。
・1931年（昭和6年）7月1日
広浜鉄道へ譲渡。
・1935年（昭和10年）12月1日
軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更(13.8km)。可部駅を広浜可部駅に改称。
・1936年（昭和11年）9月1日
横川ー可部間(13.7km)買収、国有化。可部線となる。
大芝公園口駅を三滝駅に、長束駅を安芸長束駅に、太田川橋駅を上八木駅に、 中島駅を安芸中島駅に、広浜可部駅を可部駅に改称。
・1936年（昭和11年）10月13日
可部ー安芸飯室間(11.1km)開業（以後の開通区間は非電化）。
・1943年（昭和18年）10月1日
安芸中島駅休止。
・1946年（昭和21年）8月15日
安芸飯室―布間(2.4km)開業。
・1948年（昭和23年）10月1日
架線電圧を750Vに昇圧。
・1954年（昭和29年）3月30日
布ー加計間(18.5km)開業。坪野―田之尻間で国鉄路線延長が2万kmに達する。
・1956年（昭和31年）6月1日
休止中の安芸中島駅を中島駅として営業再開。
・1956年（昭和31年）12月20日
河戸駅、今井田駅開業。東毛木仮乗降場を毛木駅に、田之尻仮乗降場を筒賀駅に改称。
・1962年（昭和37年）4月23日
架線電圧を1500Vに昇圧。
・1962年（昭和37年）10月1日
横川―安芸長束間線路付け替えに伴い改キロ(+0.3km)。三滝駅移転。太田川放水路建設のため。
・1966年（昭和41年）2月1日
香草駅開業。
・1968年（昭和43年）9月4日
可部―加計間(32.0km)が「赤字83線」に挙げられ廃止勧告を受ける。
・1969年（昭和44年）7月1日
筒賀駅を田之尻駅に改称。
・1969年（昭和44年）7月27日
加計―三段峡間(14.2km)開業。加計―戸河内間で貨物営業開始。
・1978年（昭和53年）10月1日
可部―戸河内間貨物営業廃止。
・1984年（昭和59年）1月1日
横川―可部間貨物営業廃止（貨物営業全廃）。
・1987年（昭和62年）4月1日
国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継。
・1991年（平成3年）3月16日
可部以南を運行の全列車が広島に乗り入れ。
・1991年（平成3年）4月1日
可部鉄道部設置。可部―三段峡間でワンマン運転開始。
・1994年（平成6年）8月20日
大町駅開業（アストラムラインと接続）。
・2003年（平成15年）12月1日
可部―三段峡間(46.2km)廃止。
・2006年（平成18年）7月1日
可部鉄道部廃止により、西日本旅客鉄道広島支社の管轄路線となる。
・2017年（平成29年）3月4日
可部線の電化延伸（区間1.6km）により復活路線。「河戸帆待川」(中間駅)・「あき亀山」(終着駅)開業。
廃止区間では初の復活。現行法では特例となる踏切の設置。
なのだ。
実家に1975年（昭和50年）に撮影した可部線全駅の写真（白黒）のネガを発見した。
中学の美術の授業で「Discover KABE」（Discover JAPANのＣＭが流行ってた）なる課題があった。
友人のＭ君と「KABEと言えば可部線でしょう」と可部線を題材に模造紙3枚の課題を作成。
その時、撮影したもの。現像するのお値段高いけど、プリントして、【備忘録】でヤマレコに出すかな？
懐かしい歴史探訪のお礼を申し上げます。
私は旧市内横川駅そばで育ちましたが
祖母が飯室なので横川駅から可部線に乗せてもらいました。
太田川沿いの美しい車窓が街の子にはとても新鮮でした。
（黒い機関車が長ーい貨物列車を引いて煙を吐いて横川駅を通っていたころです）
独身の頃はスキー抱えて可部線！ほんとに懐かしいです😂
（大雪でもしっかり運んでくれました）
結婚して子どもたちと三段峡へ幾度も可部線利用できたのは幸せでしたが
高校に上がるころに廃線で・・残念無念。
変人の息子はバスもあるのに
家から市内の高校まで自転車通学したのですよ。（毎日往復40�辧�
可部線懐かしいですよね。
蒸気機関車は乗っていました。
保育所がないので、隣の田之尻のお寺へ、毎朝駅まで2km歩いて津浪ー田之尻のＳＬ乗ってましたよ。片道10円で10円玉2個持って。5歳からひとり歩いてましたね。
大阪万博へ行くときの横川駅の家族写真でも、可部線の5番ホームにはＳＬが写ってます。
小6の時、「さよならＳＬ」貨物運行の最後の蒸気機関車を見送りに学校から可部駅へ行きました。
廃線前に津浪ー田之尻を娘と乗車。1万円札しかなくて、車掌さんがおつりが足りない。から他の乗客の切符販売してやっと購入。2千円分は100円玉でしたが。いい思い出です。
自転車で往復40km。やりますね。競輪からスカウトこなかったですか？( ´艸｀)
戦前からの計画に基づいて、モータリゼーションの進んでいる時代（既にバス路線が存在した）にも関わらず建設が進んだという、如何にも国営らしいちょっと残念な路線。でも今でも当時の路線の一部が残っているので、見る側からすると楽しかったりしますね🚃
加計に廃線間際の各駅の写真が展示されていましたが、昭和の頃の全駅の写真となるとかなりレアではないでしょうか😆ぜひ見てみたいです✨
鉄分多めの方でしたのね。
昔の可部線の写真。どっかに欲しがってるとこないかな？と思ってます。
一旦、現像してどんなのか思い出して、出来たらい「今」を撮って並べたいな。
なぜか、公開するとこがここしかない。 ヤマレコでないですが出すかも( ´艸｀)
番宣ありがとうございました😊
可部線の歴史紹介ためになりました。
結局三段峡までは一度しか乗りませんでしたが、のんびりローカル線の旅、久々にやってみたくなりました。
駅名の変遷も面白い。可部駅が広浜可部駅になってまた可部駅に。やっぱり最初から浜田までは無理じゃない？と思われてたのでしょうか。
赤字を伸ばした線路に記念碑とは国鉄らしい皮肉になっちゃってますね。
いや〜。いいお題のレコでしたね。「他人のネタみて我がネタとする」
民間から国営ですし、駅名の遍歴は面白かったです。
浜田へ向けては、詳しくは書いてないですが、昭和7年満州国ができて、韓国、満州へのアクセスとして軍都広島からの物資、軍事ルート＝浜田ではないかと推察しています。軍事は強い影響がありますね。
乗鞍岳ののスカイラインも飛行機の爆撃実験として高度2500m以上へのアクセスにつくられたようですし。（そのおかげですけで、山へは楽に行ける）
終戦後はその用途はなくなりましたが、浜田、益田からのアクセスにはほしいとこでしたがね。
それより、芸備線が近いので、中島ー下深川つなげろよ。とずっと思ってます。
皮肉な記念碑ですが、国道からちょっと入ったところにあるようで、見に行ってきます。
元々はそこにある橋（吉ヶ瀬）の坪野側にあったようです。
仕事のお客さんが居たからですけど、今はその会社も無くなって、可部から先は廃線。
時代の流れを感じます。
仕事で遅くなり、人が少ない電車に乗って広島駅に戻ってきても、夜10時頃の広島駅は閑散としており、そこから市電でホテル最寄りの紙屋町まで行くと、その時間でもそれなりに賑わっている。
そんな情景を思い出し、また広島に行きたい気がしてきました。
でも、いまは昔と変わっているのでしょうね。
コメントありがとうございます。
広島へはよく来られていたんですね。
広島駅は路面電車が乗り入れする改装工事が2021年から始まって、2025年に新広島駅ビル完成予定です。
なので、今は駅の南側は工事中ですが、北側は「エキキタ」のモールになりました。
周りの商業施設も改装中です。
今は昔と大きくかわりましたが、もう３年するとまた様変わりします。
来てくださいね
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