穂高岳山荘100周年記念企画の入選作品が発表になっていました。
最優秀の西川崚氏「まちがいの先に見えたもの」に、とても心打たれました。
穂高岳山100周年記念企画 「わたしと穂高岳山荘」エッセイ公募 穂高岳山荘
最優秀 西川崚「まちがいの先に見えたもの」
https://www.hotakadakesanso.com/about/100th/essay2023/100th_essay_result#nskw
なんだか、自分も穂高岳山荘の岐阜側の石垣に立って、笠ヶ岳を染める夕日を見ているような。
同時に、別の山で自分が出くわした誰かのトンチンカンな話で興醒めした気分と、そのときの誰かの楽しそうな様子などを、被さるように思い出したりしました。
たしかに、そうですよねえ。
私も共感して、いろんなことを考えさせられました。
山行くと、いろんなことを考えます。人生や、世界や、この世のなりたちみたいな、スケールの大きいことも。仕事や日常の些細な、どうしようもないようなことも。
答えなんか出ないけど、ぐるぐると考えます。そういう、考える時間だけはたっぷりとある。
「そんな世界を創り出してくれるのが山なのかもしれません」というのは、自分が山に惹かれる理由の一つだろうと思います。
このエッセイ公募企画には、書けたら応募してみようかななんて考えていました。
結局書かなかったんですけど、こうして魅力的なエッセイを読むことができて嬉しいです。
よい企画を立ててくださって感謝です。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する