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壁の無いカフェの向こうに真っ白く広がる珊瑚のかけらで創られている浜は、ホテルのライトアップによって所々うす青く浮かび上がり、豪華で有りながらも上品な空間を作り出している。
弱冠の興味を持ちながら入った沖縄のホテルの中に在るカフェ「島歌」へ立ち寄ると、店員が席へと案内する。三線による第二ステージは既に始まっていた。ちょっと好い演奏が波の音と一緒に聴ければ心地よいだろうな等と思いながら軽い気持ちで入ったが、とんでもない誤算だった。三線を弾きながらソロで歌う一人の若い女性の歌う「島歌」思わず泣きそうになってしまった。久しぶりに生で聴いた本物だ。
仕事で来た沖縄だがほぼ丸1日オフになったので、昼に沖縄のクライミングジム「コーラルロック」へ出向いた。浜にもボルダリングが在るようだが、下調べもしていないし岩質が滅茶苦茶手に痛そうなので今回はパス。海辺の周りの岩には多くの慰霊碑が生々しく残されている。
朝食の後に軽く浜で泳ぎ、この10日間くらいの疲れを落としてから、午後は久しぶりの登りへと向かう。
ちなみにホテルのネットに囲まれた浜なので、間違いなく安全と思っていたら目の前を海蛇が横切っていった。うそ。。と思い凝視してみたが間違いなく1メートルくらいの白黒の縞々の海蛇だった。。
コーラルロック店長の加藤さんは一見ひどくおっさんに見えたが実は自分より結構若かった。。それ程広くないスペースで午後1時半くらいに入ると米軍らしき若い3人の男達が既に来ていたが、本日は終了のようだ。
ビギナー2時間の1500円を払うと、初回はレンタルシューズは無料だそう。久しぶりで自分の力が落ちているのか、グレイドが辛目なのか、7級にしてはきついと思い。4〜5級で2便も3便も出してしまい、3〜4級は完全には1本もできなかった。ただ聞くとこのルートを作った方は小柄で、私には明らかに狭すぎてできない部分が一手くらいほとんど入っている。しかしホールドの種類が豊富で、とても岩っぽく、ルートも面白い動きを考えられたものが多かったので、沖縄へ行った方は是非寄って見る価値有りです。
夕方は日の大分弱まったところで、今度はネットの無い岩や砂浜に囲まれた澄み切った海でもうひと泳ぎと、とても充実した余暇となった。
コーラルロック
http://www.coralrockokinawa.com/index-j.html
島唄は実際には「あやさき」さんが歌っていましたが、まだメジャーでは無いようで情報が無いので有名どこの夏川里美さんの唄を参考にどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=MTl9YuhuDYk&feature=related
自分が無知だったのだが、この唄は昔から有る沖縄の唄と思っていたら、実は山梨育ちの20代の若い男の作ったものと知ってびっくり。。
自分は歌詞は耳に入ってこない方だが、これだけ心を打ったのは唄のメロディーや響きに意味が十分に乗り込んでいたからなのだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=DKB41krUnVU&feature=related
こんにちわ、
仕事で沖縄ですか〜、ちょ〜羨ましいです。
自分も若い頃1年ほど沖縄でバイトしてたことありますが、その1年間がその後の人生に多大な影響を与えてくれました。
エメラルドグリーンのコーラルリーフ、白い砂浜、アダンの緑、ハイビスカスの赤・・・
太陽の下では全ての色が極彩色の原色で強烈なインパクトを与えてくれます。
離島のサトウキビ畑の間の赤土の道を暑さにうだってとぼとぼ歩いていると遠くの民家のラジオからサンシンのけだるい音が響いて来ると沖縄に来ていることをしみじみ実感したりします。
沖縄、最高です
写真追加しました
tabioさん、こんばんは
焼けるような暑さと澄み切った空気に三線の音は完全に溶け込んでいますね。
1年も沖縄に居たとはうらやましい。ただ自分には暑すぎでした。。
南の島のゆるやかな時間の流れは独特で、また訪れたくなる心地よさです。
もう関東に戻っていますが、冷蔵庫の中には島ラッキョウの塩漬けがまだまだ有ります
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