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10km以上20km位をランニングやジョギングするには、漠然とした意識だけではつらくなり、それなりに強い動機がないと続かないものです。
そこで最近重宝しているのが千日回峰を終えた阿闍梨たちです。千日回峰とはいくつかの方法が有るようですが天台宗の僧が9年間千日をかけて4万キロを歩く大変な荒行で、途中に9日間の断食、断水、不眠、不臥で望む堂籠りもあり、絶命にいたることも有るようです。
塩沼 亮潤阿闍梨や39歳で小僧になり40歳を過ぎてから千日回峰を2度行った酒井雄哉大阿闍梨は有名で、2人とも著作がいくつか出ています。
1日30Kから多いときには84Kも歩き、高低差も1300m位は有るようです。朝0時位に起きて滝に打たれてからの出発のようです。
普通の社会生活を送っている私達には、そういった機会をなかなか持つことはできないのですが、体が重く、なかなかジョギングするために外へ出るのがおっくうな時や、走っている途中でつらくなったときに、阿闍梨達の言葉や行の様子を思い出すと、これが結構乗り越えられたりします。
とっても一読の価値ありです。
面白い話ですね。
4万キロといえば地球1周分、千で割って1日40キロと言えば僕の爺さんが中国大陸で行軍した距離です。輜重兵といって、銃器を運んでだからタイヘンだったと思います。時速4キロで歩いても10時間ですね。
昔の人が長い旅をした時のことをよく想像します。nezzrow君のトホレコでは、半年もあるけば九州南端までそりゃつくわ、というのもありますが、自分の時間を100パーセント自分で使って良い身になったら、昔の人みたいに遠くまで足だけで移動してみたいもんです。
にんげんの底力って、自分で決めなければ結構深いんでしょうね。
ほんと、やりたいこといっぱいで。でもぜんぜん進みません、、
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