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https://news.yahoo.co.jp/articles/9d2288b5e052dcf9736ea54d5d55b1a02bac2b9f
記事一部抜粋、「2人の無線機から「SOS信号」が発せられ、受信したアメリカのサービス会社などを通して長野県警に連絡がありました。」
→ここ20年間、だいたい8-9割の「山岳遭難事故」の記事を見つめてきました「遭難者本人の携帯から通報があった場合に稼働する、通信会社と警察・消防との連携システム「緊急通報位置通知システム」(全国配備済)はたいへん優秀で2023年は4-5件の救助成功との記事があったと記憶します。
過去には2-3件、登山アプリシステムにより助かったり、行方不明にならずに済んだ事例も報道されました、2024年今年は珍しく年初から2件の「民間捜索システムと通報システム」を活用した救助活動の記事がありました。
天候の是非もあり、今回はその捜索についてはこれ以上書きませんが、一般的に個人情報の居住地、職業、氏名、性別、年齢が公表されていた記事が削除されることはその日のうちによくあることです。
しかしながら、他にも捜索側やその捜索内容や所属団体にも配慮してというか忖度して記事が削除されたりして「えっ」と思うことがあります。
今回も「通報システム」のほうは最初の「発生記事」と「顛末記事」両方に「通報システム」を活用して1人を救助したとありましたがその結果の「顛末記事」はなぜかしら、不都合があったのか削除されて「消えた山岳遭難顛末」になりました。
「民間捜索システム」のほうは「発生記事」には民間捜索システムを活用して現在位置を確定したとあったのに捜索結果とは別なことですが「顛末記事」にそのことは割愛されていました。「生還」だったら割愛はしなかっただろうと想像しています。
たくさんの記事でこんな風によく削除されますが忖度して「事実を伝えない」というのはよく理解が出来ないこともあります。
昔よく知っている山小屋のご主人の小屋内で亡くなった登山者がおり、運悪く救助で山麓から駆け上がってきた救助隊長も体調不良で2重に亡くなったことがありました、この時の報道記事はほんの1-2時間で削除され、後日ご主人にいうと「なんで、知っているのか?」と大変驚かれました。
これはともかく世の中の事件はともかく山のことも「事実を伝えない」というものがあるということ、助ける側も助けられる側も都合の悪いことは報道するのはやめておきましょうということ。
理由は薄々察しはつきますが、そんなんで「なんだかいいのかなぁ」と思う理由のことがしばしばです。個人を特定できる「個人情報は駄目ですが」山だからといって「きれいごと」ではなく「都合優先のドロドロというのは」個人的にはがっくりしますね。
個人情報保護法はあっても会社・団体保護法はなく「風評防止」という視点ということもさもありなんですが批判ではなく「真実」は個人と違いたんたんと伝えてもらいたいなぁと思う次第です。誰も思わないことで下衆の勘繰りなんだろうとは思います。
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