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救急車による搬送をめぐって、三重・松阪市は入院に至らなかった場合に7700円を徴収することを決めた。背景には不要不急の通報増加があった三重・松阪市では2022年、救急搬送後に入院に至らないと判断された軽症のケースが56.6%と、半数以上だったことが判明。この状態が続けば助かる命が助からなくなる事態が発生するため、今回の決断となったという。
56.6%の内訳の一部
動画 尼崎市の消防員:
「実際にあった救急シリーズ」。今回は救急車適正利用を皆様にお伝えしたくて、2択チャレンジをしたいと思います。
【1問目】
A:家の中に蜂が入ったので退治して
B:蜂に刺されてアレルギー症状
1問目の2択チャレンジは、両方とも正解(実際にあった通報内容)。
【2問目】
A:子供にクリスマスプレゼントを渡したら機嫌が悪くなった
B:子供が頭を打って反応が悪い
そして、2問目も両方正解(実際にあった通報内容)という結果。
この動画に出てきた一方の選択肢は、救急車が対応するような要件ではないにもかかわらず、実際にかかってきた通報だという。
昨年は全国でスーパー閉鎖や百貨店閉店、温泉施設閉館と目白押しでしたが、早い話が自治体の予算がないということで、松坂市が口火を切りました。NHKのクローズアップ現代でも10年ぶりに「買い物難民」が番組になっていました。
これから全国の自治体も「我も我もが続くでしょう」ゴミ収集問題もあります。大阪府・兵庫県では丘の上の一戸建て団地の道路が民有地のために「修理・保全」は市はやらないということで揉めていますが「町内会でお金を出し合うしかないようです」
2023年救急隊を呼ぶ必要のなかった「下山介助」も凄い数で「遭難件数が過去最高だと報道や関係者が騒いでいましたが」病院に寄ることもなく、ほとんど元気に帰宅するそうです。
これからは入院・施術する必要はなかったとドクター判断がされれば、救急車をはじめ救急隊要請は「有料」となる時代がくるでしょう。通報件数も減る可能性大ですね、ヘリはすでに「有料」の自治体もありますから2-3年のうちの判断ははやいでしょう。
松坂市の「山岳遭難」による救急車出動も簡易で元気なら「7700円かかる」ことは認識が必要です。三重県のこの辺りも報道はされませんが、簡単遭難はたくさん起きていますから要注意というか、自業自得ですね。
→ヤフコメに「7700円のタクシー代より高いとこ」に住んでる奴なら呼びかねないという指摘もありますが・・・叱られますからねぇどうなんでしょう?
いよいよ全国の自治体も余裕がなくなってきたということなのでしょう「背に腹かえられない」という切羽詰まって来た印象が昨年からしますね。
記事にもあるように7700円は選定療養費として大病院で緊急性がないと判断されたケースで支払うお金になります。昨今、大病院にかかる際、紹介状なしだとお金がかかるというのがこれです。が、これは普段の外来診療や救急外来に救急車でなく受診した時に医者が緊急性のないケースだと判断されれば徴収されるお金でした。救急車が有料なのでなく選定療養費の適応範囲が救急車にも広がったというのが正しい認識かなと思います。
私自身、何度か救急外来を救急車でなく受診していますが、緊急性ありと判断されたのか選定療養費を取られたことはありません。
病態によっては「軽症に見えて重篤」「歩けたりするが実は非常に危険な状況」なケースもあり、正しい判断には医療の専門知識が必要です。何らかの緊急性を感じたら躊躇することなく119あるいは#7119に電話して、司令員の方に相談して頂きたいと思っています。
○厚労省: 紹介状を持たずに特定の病院を受診する場合等の「特別の料金」の見直しについて
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000963828.pdf
余談ですが、休日登山で相方が頭を強打してフラフラしていたとき… なんとか登山口の車まで戻ってきて、さてどこの病院へ? 長野は#7119運用していませんので119に電話して休日診療病院を教えてもらいました。状況説明に「救急車を出しましょうか?」とも言って頂けたのですが自車搬送しましたら、MRI代3割のほかにこの選定療養費+消費税が掛かりました。救急搬送なら掛からなかった、平日なら選びようもあった訳で、この辺りの制度運用はもうちょっとうまくやって欲しいところ。
※今度は「入院させろやー」と病院と揉めるケースが出てきたりしてorz
yamatabiD5さん、横レス返信失礼します。
このニュース記事は選定医療費のことは書かれているので多少マシですが、見出しだけだと救急車の有料化に見えますね。選定医療費を徴収するのは病院なのに。記事によっては選定医療費のことを省いていたりしてなんとなく悪意を感じます。
としみずさんのケースは通報者・患者には判別しにくいけど、緊急性は高くなかった、休日明けの平日受診でも大丈夫だったという判断を医師がしたということかと思います。こればかりは身体の為にお金はかかっても早めに受診してよかったと考えるしかないでしょう。私としてはとしみずさんのケースだと救急車を呼んだとしても患者および付き添いが乗り込んでしまったら、診療後また自車を取りにタクシーなどで登山口に向かわなくてはならないわけでそれが選定医療費の金額を上回る場合はあると思いますから総合的には自車での方が安くつくのではないでしょうか。
「入院させろやー」は生命保険の給付金も欲しくていう人は元々いそうと思います。
こんにちは。
笑い話のような伝聞ですが
「遭難しました。」
「県警のヘリは出払ってるので、民間のヘリを向かわせます。」
「それなら、歩いて下りるのでいいです。」ってのがありましたね。
大峰の七面山登山口(話題になったトップリ尾の登山口も近くに有ります)に「遭難しても、地元は高齢化のため、遺体の収容はしません。」といった看板が立っています。
予算不足の次は、人員不足で、捜索は順番待ちの時代が来るのでしょうか?
それも、やむを得ない気もしますが・・・
有料にすると「お金がない人が呼ばないで手遅れになる可能性がある」という反対理由も出てくるでしょうが、これは救済措置を考えれば良いわけで、基本は有料にすべきと思います。
山岳救助に関しては、全て実費請求でよいのではないでしょうか。
もともと行く必要のない山に自己責任で行ってるわけだし、実費請求となれば気軽に呼ぶ人も減って公的機関の負担も減ります。
登山者の方も自衛策として山岳保険などを使うだろうから、それで経済化効果も期待できる。
無料である理由はあまり無いと思います。
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