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日本国内の登山家やガイド、団体、協会関係者などのプロ・専門家では日頃の山岳遭難事故に対して論評したり、タイムリーに発信されるものは皆無だ。遭難事故の話題というのはご家族や場合によってはご遺族になる場合もあり非常にデリケートな話題だ。
たぶん「業界関係者として商売側と相反する面があったり、警察・消防・山小屋の不備などの差支えがあったり、遭難事故というのは現場の関係者のみぞ知る事実があるので迂闊にコメントするとのちのち大変なことになりかねないのが面倒だ、ましてや業界で生きていくのに差支えがでると嫌だというところだろうが情けない」
ヤフコメに事情が分かったようにコメントするガイドもいるが、情報の正誤性については人様に教える専門性は希薄でどうかと思うところもある。ココヘリの機能や正確性など是非は置いといて、合併したJRO制度は素晴らしく合併はしたもののHPは残っており、内容と構成は真摯だ大変良い制度と思って加入している。
15万人の会員に選ばれた制度だという・・・10数万人の会員を持つ会社がが2万人の会社に吸収されるというのは「経常利益」が高くて商売上手な方に吸収されるから理に叶った合併だということは当然だ、ボランティアではなく「あくまでも商売だ」しかし、JROのHPに山岳評論家の羽根田治さんのコラムがある。
数少ない実際の取材に基づいた秀逸なコラムだと思う、大人な分析は良質だ。足りない面もあるが一通り熟読すると現在の日本の山岳状況がよくわかるのでお勧めだ。ぜひ一読しておきたいところです。
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