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2022年6月に倍賞千恵子主演の「プラン75」という映画が公開されたことは記憶にあるだろうと思いますが、もうあれから2年が経った、高齢者のほとんどがもう映画の主人公だ。
ものの本を読んでいると日本百名山ブームなど日本の登山を牽引してきた「団塊世代」も全員が2024年今年で75歳になるらしい、2025年問題という言葉だけが先行しているが2024年の今年らしい。トレーニングや散歩に行くと高齢者しか歩いておらず、スーパーも高齢者だらけでパチンコ屋を表から覗くと「サラリーマンはいなくなり、年金をつぎ込む高齢者ばかりだ」
その数2121万人という、数年前からもう高山では高齢者を見かけなくなり5-6年前からは全員白髪のパーティを首都圏近郊の低山でもよく見かけたが、2024年今年は長野県の年初からの30数名の遭難者のうち60歳以上は63歳と64歳の二人だけだ。
物事というのは少しずつというより一気に変わるらしい、その年が2024年だ、世代交代の気配はここ数年あったがどうやら、いよいよらしい、団塊の経済を牽引してきた「お財布が登山の世界から消失する」観光産業も一向に戻る気配はなく今年は「あっというまに激変する」可能性が高くなっている気がする。
願うとか祈るとか、希望するとか、一部の金持ちだけでは「交通機関の撤退」「小屋の収束」「登山環境の整備」などは出来るはずもなく規模縮小だろう、溝手康史弁護士が2020年のコロナの最初に「山小屋は欧米型の値段はホテル並みの完全予約制」にして「小屋の中身も欧米並みに切り替える時だ」と提言したがそのようにした小屋は皆無だ。
値段だけホテル並みにしただけだ、コロナ後も値下げしないそのままだ。テンバ代も小屋の自炊宿泊並みだ、これではますます2024年は山の趣味は衰退するだろう、忙しいのは「安易な遭難通報」が増える警察・消防だけだが、そうならないようにと思うもののすでに兆候はあるのでどうなんだろうと考えてしまう。
粛々と山の趣味と健康を両立させていくだけだ。
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