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写真�∋�島湾干拓ー児島湾の弥生時代：縄文時代から貝塚の集中地域で、弥生時代に入ると水田開発が進む。江戸時代に始まる干拓は明治に入り西洋土木技術を導入1960年代に完成ー穀倉地帯となる。
写真�８堵�前焼（木村コレクション）ー写真は昭和15年に瀬戸内海直島周辺から引き揚げられた古備前（慶長のころのものか？）
３日日曜日朝から雨。とりいくぐるから岡山駅に向い奉還町商店街を駅方面に向かって歩く。お目当てのモーニングのコーヒー店は日曜日休みーやむなく駅前で牛丼を食べる。駅ロッカーに荷物を預け偉岡電で城下下車古代オリエント美術館に向かうが少し早すぎたので近くの喫茶はじめでコーヒータイム、よくしゃべるお年寄りのサロンのよう。な不思議な場所だった。？
九時になり美術館に入る。どうやらかつて一度は見学に来ていると思われるが明瞭には覚えていない。池袋の古代オリエント博物館と異なり、美術館と名乗っているので美術的価値の高い土器や装飾品工芸品などが中心なのかも知れないがメソポタミア、エジプト、インダス、ギリシャ、初期仏教美術、イスラム工芸などが並び、一応その文化の流れを見ることができる。今回のお目当ては東京大学による発掘調査の報告，基本的に本館は撮影不可なのでほとんど撮影できず。
今日は本当は岡山市埋蔵文化財センターの吉備の古墳に関する展示を見る予定だったが、私のチェックミスで日曜日は休み、やむなく県立博物館へ。
ここは考古学上重要遺跡が多いのみならず古墳編年の近藤義郎氏ら著名な研究者も多く輩出している割には展示内容が今一。古代吉備文化財センターができたためか？ごく基本的な展示で考古展示も限られ、見どころが少ない感じを否めない。また撮影できる場所も少ない。
駅に戻りまだ少し時間があるので駅向こうの岡山シティ博物館に立ち寄る、６５才になると今回は皆無料だった。市立博物館は私にとってほとんど見るところがないが児島湾干拓の歴史だけを見に来た。初めてこの館に来たが、今回は古代吉備と児島湾干拓というコーナーで縄文時代から古墳時代の吉備の様子を、「縄文貝塚の宝庫」「「南方遺跡出土木器＝弥生時代の木工芸」「児島湾の干拓」「古備前―木村コレクション」は備前焼以外は展示資料は少ないがなかなか面白かった。
だが干拓の歴史を振り返る写真や動画資料などを見ているうちに時間が立ち慌てて新幹線改札に急ぐが慌ててホームを間違え予定のひかりに乗れず次ののぞみの自由席で姫路に向かう。自由席はゆうゆう乗れて逆に早く到着。ジパング倶楽部の場合どちらが得なのかまだよくわからない（のぞみは割引効かず、ひかりは割引？）。姫路駅で荷物をコインロッカーに預けるかどうか迷ったが百円玉が足りず両替機もなかったのでロッカーは諦めすぐタクシーで姫路文学館に向かう。駅から真っ直ぐ進むと姫路城ーやはり美しい姿に思わず撮影に降りたくなるが我慢して文学館へ。満員で入場できないなどということは先ずあるまいが主役を優先。やはりまだ開場したばかりで余裕だったかー間もなく一杯になった。
今日のテーマはひょうごの鉄生産と流通ー弥生から近代までという大きなテーマで淡路島の遺跡を中心に弥生時代の鉄生産、次に時代が飛んで中世の鉄生産と刀鍛冶、刀工の話、最後に江戸時代の鉄事情から近代製鉄への移行の話。いずれも最先端の研究で聴きごたえがあった。
