今回の新型コロナ問題（COVID-19 )ほど、現代日本の問題点を浮き彫りにしたものはない。
今はまだその時期ではないが、もう少し事態が安定し、経済活動が少しづつ再開され、国会も正常に戻れば、ぜひ今回の問題を徹底討論し、国会調査権を使って詳細を調べ上げ、法改正や制度改正などに結び付けてもらいたい。
気が付いた点をメモ―覚書する
１）感染症対策の体制＝今回の国の体制は誰がどのような責任と守備範囲を持ち、だれがどのような意思決定を行うのか、実に不明瞭だ。首相が明快に号令を下すのであればわかりやすいが、決断できない科学音痴の首相ではリーダーシップは取れないのは明瞭だった。
２）国の省庁と官邸、閣僚との関係
感染症対策は第一義的にだれが指揮を執るのか、不明瞭＝結局首相と西村経済復興がなぜ担当責任者なのか？
３）新型コロナウイルス感染症対策本部
同専門家会議（座長？副座長 尾身）
役割が不明瞭との指摘もある。あくまでも専門家グループによる対策本部（本部長は安倍首相）への助言、提言で最終的に政策決定は首相であり、対策本部だ。
４）厚生省クラスター対策班
押谷、西浦氏らー専門家は会議メンバーと一部ダブルが厚労省管轄で会議との関係はよくわからない
５）西村経済再生担当大臣
６）加藤厚労省大臣
７）東京都の場合、都と区の関係も大阪府の場合より複雑で
役者が多すぎて、だれが司令塔か、それ保健所もより一層大変そうだ。五月８日に都知事がPCR検査の検査数が一週間遅れ出でてくることを山中教授に指摘されたり、マスコミや霞が関系学者から批判的な言及があり、前日の検査数を出すように指示したと会見で述べたが現場は各保健所であり、ただでさえパンクしているのにどうするつもりか?さらに支援人員を増強できるのか?保健所残酷物語か?
ぞれどのように仕事を分担するのか、どのような使命、責任があり、分担するおか、連携はどうか？だれに責任を持つのか？報告は誰にどのようにするのか？さっぱり見えてこない。
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5月6日（水）ステイホーム第二ラウンド明日から
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