|
|
|
写真�∪襲�事業の煙突の跡
写真��かつての宿根木港の千石船を係留した江戸時代の石柱
ほぼ9時頃、宿根木のたらい船乗り場の近くで、ガイドの祝さんと落ち合う。昨夜電話されたそうだがこちらは食事の後疲れからすぐ寝てしまい出られなかった。昨日の大雨で、予定のコースが一部通行止めになったので回るコースを変えるということだった。全く問題なし。最初に宿根木のかつての千石船が発着した港のあった岩礁に向かった。ここは1802年の地震により大きく隆起して港としての機能が失われ、その後地震で隆起するたびに千石船港は元小木、現在の小木港近くと転々と移動したらしい。まず宿根木海岸（佐渡、弥彦、米山国定公園）の遊歩道に向かう。入口に人が掘り抜いた洞穴と隧道が見える。この岩は水性火砕岩で、この集落周辺ではコンクリートの代わりに家の土台や、道路の敷石などに使われたらしい。コンクリートより柔らかいが、それでもこの岩を彫り抜くのは、大変時間と労力を必要としたらしい。また、この岩は、集落各所に分布し、家の裏の岩壁を掘ってさつまいもなどの保管場所にしたという。また、戦後、この場所で製塩事業が行われたが数年で新技術による安い塩が出回って数年で閉鎖されたと言う。今も当時の遺構の残骸や、煙突の一部が残っている。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する