今年最後のテニスのグランドスラム、全米オープンも大詰め大坂なおみは、予想通り一回戦負け、他の女子は予選落ち、男子も西岡もダニエルも一回戦負け、日本勢の地盤沈下も甚だしい。ジュニアの育成は急務だ。
さて女子はシードダウンが相次ぎ男子もチチパス、ナダル、メドベージェフも敗れ、四強女子はイガ、ジャバー、サバレンカ、ガルシアが残り、男子はルード、アラカラス、ハチャノフ、ティアフォーが残った。
昨日女子の準決勝は手に汗握った。絶好調のガルシアがどこまで勝ち続けるか注目されたが多彩なショットと固い守備のジャバーに屈した。サーブとサーブレシーブの出来の差が勝負を分けた。ガルシアはジュニア時代からの仲だが相性が悪いらしい。
強打のサバレンカがランキングダントツ一位のイガとどう戦うか注目されたが、案の定イガは、第一セットでサーブが決まらずアッサリ取られた。第二セットはイガが立ち直り先にブレークしてサバレンカは１ゲームしか取れず失った。しかし第三セットは先にサバレンカがブレークし直後にイガがブレークを返し、しかし再びサバレンカがブレークし、サバレンカはイガを突き放しかけた。だが肝心の締めのゲームでサーブが入らなくなり追い付かれてそのままの勢いで三ゲーム連取されゲームセットサバレンカは大ギョを逸した。
男子の準決勝は進行中でルードがハチャノフに対し二セット連取する。このままルードが決勝に進み、アラカラスぎ敗れるとルードが世界ランキング一位に躍り出ることになるらしい。
一昨日はアラカラスとシナーが五セットマッチ五時間を越える死闘を演じ、アラカラスが辛くも勝ち残った。両者は将来のNO.1候補として期待される若手選手だが19才のアラカラスに先にチャンスがやって来た。しかしこの死闘でかなりの体力が奪われ、今日の米国唯一の生き残りのティアフォーの強打に対抗できるか、不安がある。両者のサーブの出来が勝敗を分けるだろう。楽しみだが今は京都に向けた新幹線のなか、オンデマンドがうまく機能せず映像は来たくしてのお楽しみだ。
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