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写真��新上五島有川ターミナル
駅前のホテルの朝食は長蛇の列だったが、部屋に戻って食べる人もいて比較的スムースに席に付けた。ちらし寿司と皿うどんが旨かった。急いでチェックアウトして駐車場から車を出してもらい展海峰に向かう。佐世保市内から丘陵のアップダウンの続く道を進み九十九島を見渡せる丘の上に出る。車を止めて展望台の上に上ると少し小雨が降ったのでガスで見えないかと心配したが九十九島がよく見えて感動、初めて見たのでどれがどの島かわからないがいつか島々を訪れてみたい。時間がないのですぐに平戸藩番所に向かう。しばらく下って漁村を抜けて細い海岸沿いの道を進み釣り客の車を過ぎると番所跡の標柱があった。そこから少し海辺に下ってみたが島民の家と釣り客の姿しかなく引き返して急いで佐世保港に向かう。アップダウンの山道を超えてもう少しというところで渋滞に捕まる。恐れていた佐世保へのボトルネック、予定より少し遅れても何とかフェリーを捕まえられると思っていたが少し不安になる。はじめは余り動かなかったが次第に動き出し、大きな交差点に出ると一気に走り出したので無事佐世保鯨背港の市営駐車場に車を入れ、すぐとなりのターミナルで予約したチケットを買う。何とか予定どおり乗船できホッとする。海上は少しガスがかかるが島陰は見えている。はじめは左手に大島が見えていたが五島列島は地図で見るとはるか沖合いだ。まだ一時間以上高速船でもかかるようだ。途中様々な小さな島があり、船の目印になるのだろう。皆個性的な形をして区別しやすそうだ。島陰は時々途切れそうになるがすぐに新たな島陰が見えてきてそれぞれ形が違うのが面白い。出港から五十分近くたち江島が大きく見えてきた。あと半分の道のり。１０時近くになるといよいよ最初の訪問地、新上五島が目の前に迫ってきた。茶色の断崖が印象的。高速船はやはり早い。
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