8月3日（木）四万十市郷土博物館

古津賀古墳から四万十市郷土博物館に移動。古津賀古墳などの出土遺物は昨日の高知県立歴史民俗資料館で見ることができた。この郷土博物館にはこれらの資料は置いていない。ここで見たのは四万十川沿いの三里遺跡出土の縄文後期の土器片ひとつ、古津賀遺跡群から出た須恵器1点、そのほか、中村城址の軒丸瓦などごくわずか。四万十川流域の歴史と暮らしなどについて、あるいは地形や地質などの展示、また長曾我部氏に関する展示およびこの地で生まれた孝徳秋水に関する展示などを見学、また宿毛市出身の植物学者、「四万十の植物学者さわらぎ先生の語り草」という展示もざっと見る。印象的だったのは中学の理科の経師の時に広島大学に「県外留学」し、原爆ドームで10年以上生物はいないとされた場所で蘚苔類を発見し、研究したこと。蘚苔類研究で大きな業績を上げたらしい。

次の宿毛市に移動。