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日記
青谷上寺地遺跡人骨シンポジウムの前に県立博物館にチャリで向かう。メールで予約した小山学芸員を入り口で待つ。専門は玉類で土師器ではないのだが、多忙なので30分で良いかと釈明しつ つも、結局一時間近く熱心に説明された。テーマ展示の長瀬高浜遺跡の土師器は布留式土器のもので新しい段階のものは、須恵器と供伴している。その頃の布留系土器はすでにかなり粗雑な作りだ。と言ってもやはり専門工人が作るものだという。この時期の特徴らしい。さらにテーマ展示以外に常設展示で、弥生時代後期以降の土器の変遷について土器を見ながら解説された。特徴的な複合口縁と口縁部の円形のボタンのような飾り文と胴部の丸い竹管の先を押し付けたスタンプ文が多数付いている。また、口縁部の平行沈線や胴部の波状文、口縁部の形の変化など、妻木晩田遺跡の例で説明、さらに特徴的な鼓形器台の形の変遷ー庄内期なは、丈が高く大型化するが、次の段階では小さく低くなり、なくなって行く。個性的な土器はこれに限らず、西桂見墳丘墓の供献土器は印象的。
3月16日(土)鳥取県立博物館で長瀬高浜遺跡の展示を見ながら学芸員に古式土師器の話を伺う。
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