2017年3月に発生した那須雪崩事故で高校生ら多くの死傷者を出した事件の刑事裁判の判決が出された。禁固2年の実刑判決だったようだ。この量刑が重いのか軽いのか、刑法の素人にはよくわからないが、実刑判決という意味は重いのかもしれない。
また一部遺族が栃木県などに損害賠償を求めた訴訟では、宇都宮地裁が23年6月、講習会を主催した県高校体育連盟（県高体連）と3被告の過失を認定。県と県高体連に計約2億9270万円の賠償を命じた判決が確定している、という（いずれも毎日新聞の報道記事）。この判決は昨年6月にあったらしく、当時は忙しかったらしくチェックできていなかった。一部遺族による教員三人に対する賠償請求は棄却されたという。反省も謝罪もない学校側に対する遺族の怒りはおさまらないようだ。
こうした裁判での決着が今後の高校などでの山岳講習や大会にどのような影響を与えるのか、また関連する高校その他の山岳関連団体の活動や方針にどのような影響が出るのか、そうした関連分野の取材・関連報道も望みたいものだ。
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5月29日（木）那須雪崩事故判決
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