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日記
次に弥勒寺跡に向かう。王宮や双陵と少し離れた位置にあり、高久先生の言う通り、到着すると形のよい山と寺院のが一直線に並んでいる。中央に木塔跡があり、左右には石塔があったが、西塔だけが残されていた。戦前の時点ですでに崩れかけており、当時は先端技術であったコンクリートによる補修工事がなされ、戦後、国立文化財研究所により、解体復元が行われた。その際に心柱石第一段中央に長方形舎利孔が確認され、その中から舎利荘厳の容器と供養具が、発見された。底には、ガラス板が置かれ、大きなガラス玉の詰め物の上に銀製冠飾、刀子などが納められていた。金製舎利奉迎記には、193字の銘文があり、639年奉納が確認されている。
４月１日(月)弥勒寺跡
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