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写真�▲轡薀優▲�イ
写真⓷ツツジとヤマブキ
今年の春は古式土師器や韓国語の勉強などで忙しく、早春の花々を楽しむ余裕ができなかった。韓国から帰国し、その後は雨続きの予報だったが、突如天候が一時的に回復し、晴れ間が出てきたので、急遽城山カタクリの里に向かった。小田急線から橋本駅に出るには小田急多摩センターで京王相模線に乗り換える方法と町田で横浜戦に乗り換える行き方があるが、横浜線のほうが少し早い場合が多そう。速足で横浜戦に移動すると、出たと思っていた電車がまだ止まっており、飛び乗って橋本駅に出る。一本早めの三ケ木行きバスに乗り、城山総合事務所入口バス停で下車、1.3km ほどの道のりを急ぐ。近道を忘れて少し距離の長い道順位なったが、満開の桜並木の学校の脇を進み、川尻八幡の先からカタクリの里に向かう―通いなれた道のはずだが、年一度くらいしか来ないので、帰りの近道をすぐに思い出せていない。2時過ぎに到着し、さっそく入園料を払って里山を歩き始める。さすがにピンク色の自生のカタクリはすでにほぼ終わっていた。3月末から急激に気温が上がり、終わってしまったようだ。ヒカゲツツジも終わりかけ、イワウチワは少し残っていた。さらにシラネアオイが残っていたのに驚かされた。谷川連峰など、やや標高の高い場所に生えるシラネアオイがこんな低い里山で開花するのも不思議だ。さらに上っていくと、黄花カタクリが開花していた。今日は黄花カタクリの日だ。あとで訪問した陶芸館の方は昨日以降、球に黄花カタクリがたくさん開花した、と話していた。黄花カタクリはカリフォルニア原産らしい。本来のカタクリの自生地に数多くの山野草を植え込んでいるカタクリの里だが、−−その努力には脱帽だーー。カタクリに始まって次々に様々な花が開花していくこの里山は、なぜか惹かれて毎年訪ねたくなる。今回は多くの花が終盤ではあったが、様々なタイプのツツジ―玄界ツツジ、アケボノツツジ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジなどのツツジ類や様々なタイプのサクラも年々種類が増えているように思える。コブシやヤマブキ、終わりかけの花だけでなく、新たに開花する花々もある気持ちの良い丘の上から丘全体の花々を眺めて、気分を良くしてという芸館に入る。
今日の第二の目的は、割れてしまった茶碗の新しいものを探すことだ。二種類の茶碗と花が活けてあった大きめの湯飲みを購入し、帰り際にサンザシのお菓子やコゴメなどをおみやげに購入し、カタクリの里を後にした。
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