展示概要
縄文時代:神畑遺跡(足利インター建設時に発見)出土前期の土器(展示は少ない)および後期の土器、土偶、石棒、石器、耳飾りなど、縄文は少ない
弥生:駒場遺跡出土パレススタイル土器(弥生はこれだけか?)
古墳時代:古墳時代は充実=藤本観音古墳=藤本観音山古墳は、栃木県足利市藤本町にある4世紀中頃に築造された前方後方墳。4世紀の底部穿孔二重口縁壺、台付甕などの供献用土器なども展示
織姫神社境内古墳(6世紀後半、円墳)の形象埴輪は立派だ。
また機神山山頂古墳群に続く尾根にある行基平山頂古墳からは須恵器そのほか、後期古墳の円筒埴輪、形象埴輪、馬具、石製模造品などの展示がある。古墳時代が最も充実しているようだ。
(足利市の解説)「最大の発見として、前方部前端南側から足利市で初となる形象埴輪群が出土しました。
形象埴輪は人物埴輪、馬形埴輪(うまがたはにわ)、鳥形埴輪、人面付円筒埴輪(じんめんつきえんとうはにわ)、ミニチュア・小像埴輪が出土しており、元位置を保つ基底部が14基確認されました。
古墳の年代は、古墳が5世紀末〜6世紀初頭に噴火した群馬県の榛名山の火山灰の上に盛土していること、須恵器、埴輪、鉄鏃の形状などから6世紀初頭と考えられます。
人面付円筒埴輪、ミニチュア・小像埴輪をはじめとする全国的にも珍しい遺物が多く出土したこと、また古墳時代後期初頭の足利地域の首長墳のあり方を知る上で、大変貴重な古墳です。」
また樺崎寺跡など古代寺院関連で瓦などの展示もかなりの比重を占める。
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