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もう8月も終わろうとしているのに、暑い中の登山もあと1月くらいは続きそうです。
話は変わりますが、ツッコミどころ満載のマウンテンドクターの影響もあり「国際山岳医」の存在を私も知ることになりました。
さて、そんな「国際山岳医」の方のyoutube番組を先日見ていたら、登山中の水分補給、ひいては脱水と熱中症の関連性について、自分にとって参考になる動画があったので紹介したいと思いました。
そういえば、先日NHKスペシャルで、野球の審判の方が熱中症になった事例が報告されてましたが、その方も水分は、十分補給していたにもかかわらず、熱中症になってました。
運動中に「水分(スポドリや経口補水液も含め)を摂るように」と一般的には推奨されており、登山においても例外ではないと思います。
しかし、例えば高強度の運動など、場面によっては、運動中「抗利尿ホルモン」作用により、かえって水分の取り過ぎが、低ナトリウム血症の危険性があるとのことです。熱中症と脱水の違いへの言及も参考になりました。
詳しくは動画を見てみると参考になると思います(私が要約すると、例えば「登山中の水分補給はあまりしない方がよい」等と誤解されかねないので・・・)
https://www.youtube.com/watch?v=2g8fZO-3TPY
でも、これらの動画をみて思ったのは、一般的に言われていることや、汗の量と必要な水分量の計算式などを機械的に捉えることではなく、やはりバランスが大事だということです。私も山を歩く時に、常日頃から心がけていることですが、自分の身体が発する声(身体の一部のちょっとした違和感や喉の渇きなども含め)を大事にする、ということなんだと思います。そんなことを再確認した動画でもありました。
スポーツドリンクや経口補水液も飲むタイミングがあると聞いたことがあります。
経口補水液を飲みながら歩くのは、かえって塩分摂りすぎになるとか。
なんて、この程度の知識なので、もう一度、情報を集めて考えなおした方が良いかも。
実は、私の場合、飯豊とか、先日の空木岳もそうですが、だいたい6時間以上歩いても、スポドリ600mlペット1本を消費する程度なので、意外と人は脱水には強いのかもしれません。ただ、こういう動画を表面的にだけ捉えると、体質の個人差にもかかわらず、登山中はあまり水を飲まない方が良い、と誤解しかねないので、注意が必要ですね(ならば、紹介するな!と怒られそう)
ただ、脱水と熱中症の機序が異なり、直接の関連性がないことを知ったのは新鮮でした。
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