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特に、顕著に違いを感じるのが「正午」の位置づけです。
日中仕事をしている人にとって、「正午」は仕事では昼休みであり、活動時間のだいたい真ん中として身体に染みこんでます。しかし、この感覚が、山での正常な判断を狂わせてしまうときがあります。例えば・・・
「まだ正午前か!それならあのピークまで足を運べるかもしれない」
などと悪魔の囁きが聞えてくるときがあります。
山行の規模にもよりますが、私の場合は、1日の歩行時間が6〜10時間くらいなので、「正午」は、時刻としてはもう遅く、本来下山の最中の時刻です。
山行計画でもそうなっているのに、なぜか根拠もなく、「時間に余裕がある」と勘違いしてしまうことがあります。このように、普段の時刻感覚とのギャップがあって、つい「正午前」ならば時間的に早いと勘違いしてしまうような時がありました。
冬至に向かって日の入がどんどん早くなり、うっかり油断をすると下山道で暗くなってしまう場面もあるかもしれません。山歩きでは、「正午はすでに遅い時間である」としっかりと感覚をリセットして、山歩きに臨みたいと思います。
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