ため息しか出ませんが、正月はあっという間に終わります。
昨年一昨年のあの槍ヶ岳遠征失敗からの寝正月に比べてみれば、今年の年末年始は7日間連続外岩クライミングと、指やら肩やら踵やらいろんな物をボロボロにしながら充実していました。もう肩も上がりません。
目立った成果は
大堂海岸 モンキールーフ5.10aRP
湯河原 もうじきバカンス5.11cRP
御岳 デッドエンド1級RP
グレード更新はクラックの5.10aのみでしたが、8日間で夜ちゃんと家で寝たのが2日と本当に楽しかった。
昨年はフリーの位置付けはあくまでも登山における岩トレでしたが、今年は純粋にクライミングを楽しむようになりました。そう思うとグングンと触れもしなかったグレードを登れるようになりましたが、同時にOS力や絶対落ちない3点支持という登山における絶対が軽視された動きに近くなっている気もします。
どこかでフリーと本チャンの動きが合流するのでしょうが、まだその域にはありません。
今年はどういう年にするか。
グレードで言うと13という数字やボルダーでは段を意識してしまいますが……。
しかしながら、登りたいと思うルートを登るという方がクライマーとしては正しい姿だと思うのです。
ジムクライミングの弊害ですかね。グレードばかり追いかけてクライミングの本質を見失わないように気を付けなければと、ここで強く意識しておこうと思います。
誰かに自慢したくて山に登るのか、バカにされない為に山に登るのか。
ただ登りたいという純粋なこそ大切な気がします。
登山は自己表現の一部ではあると思いますが、決して岩も山も自分の思い通りになる事などありえないのですから。
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