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2016年06月15日 22:57日常全体に公開

練習は嘘をつかない。

という言葉があるが、頭使って練習しないと普通に嘘つくよ。という言葉はダルビッシュ選手の言葉。

より困難な道を求めるクライマーにとって時間とは有限であり、こと大多数のヤマレコユーザー諸氏においても、肉体的ポテンシャルにおいてのピークは間違いなく今であろう。

やや不躾な物言いになってしまったが、この言葉を一番言い聞かせたいのは自分自身なのだ。

今日は最近取り組んでいる事を、頭の中で散らかっている物を少し整理しようと思う。
整理する前の全容を把握するような内容になってしまうと思うので、読むに耐えない駄文である事は間違いないのであしからず。

1.クライミングとはムーブの連続なのか?
自分はルートを攻略する上で、ムーブ一つ一つを意識して記憶する。手順を覚えてしまえばその分迷う時間省略できるし、打ち込んだ課題なら自然と自動化されて体が動いてしまう。そういった状況にいち早くなるように調整を行う。
楽譜を覚えて単音を繋げて曲にするようなそういうイメージで登っている。
が、これで本当にいいのだろうか?
確実なRP体制をつくるには適したスタイルだと思うけれど、これではそのルートは登れるかもしれないが、経験の蓄積になるのだろうか?
もっと違う捉え方があるのでは・・・・?いや、間違っていないのだけれど、ホールドに対する捉え方が違う?

対策:限界グレードへのオンサイトトライを行う。

2.強傾斜では足を上げてはいけない?
垂壁をメインにしていた自分にとって、強傾斜は未知の世界。ボルダーではルーフ課題も登っているが、どうしてもムーブ構成が下手糞で引き出しが少ない。
最近指摘されたのは、ボルダー風の登りになっているという事と、足を上げすぎているという事。
腰から腕は壁から離し、下半身は壁に近づけるというのが基本姿勢なので、その指摘がごもっとも。なるべく、足は低く置いて限界まで手を伸ばす事が大切らしい。
が、何だか自分が知らないムーブがあるようなツイスト系ムーブの出が悪く。消耗している気がする。

対策:強傾斜をスローペースで登る。より省エネムーブを探す。

3.リミッター?
基本的に正対大好きな僕は、スタで登る事が多く。ランジとデッドが大嫌い。
山から入ったせいか非常に臆病。
しかし、4月の半ばくらいにやたら調子がいい時があった。飛ぶように登り、体を振って次の手を伸ばす。振りすぎると消耗が激しいのだけれど、距離感が合ってくると自分でも驚くくらい登れる。
そこで考えるのは、自分で自分を制限していないかという事。
もう少し勢いよく、自信を持って登れるはずなのに、こうゆっくりと手を出さなければならないという意識が働いているのではないだろうか。
これはグレードでも言える事で、自分がオンサイトできないグレードになると体が恐縮してすぐに疲れてしまう気がする。

ルート攻略中のオンサイトトライから2便目、3便目とその難易度に大きな差を感じられるのは意識的な問題も大きいのかもしれない。
集中する為にはある程度緊張が必要だとも思うけれど、ボルダームーブにしても肩に力が入ってしまうと急にホールドは遠くなる。
フルパワーでありながらリラックスするというのは、力の強弱の付け方に対する意識が重要なのだと思う。

ランジにしてもホールドに力が加わるのは、飛び出す瞬間とホールドを取った瞬間なのだから、それまでの各前後には力は必要ない。
筋肉の瞬発力の問題もあるのだろうけれども、筋肉は押す引く動かすを同時に出来ないのだから、もう少し力を入れるタイミングを意識した方がいいのかもしれない。

対策:恐怖心はビレイの確認。クリップ位置やロープの流れをしっかり行う。
後は肩の力を抜く練習。

4.ムーブの引き出し
最近はボルダリングはムーブを覚える場所、リードはそれを実践する場所として捉えている。より純度の高いムーブをボルダリングで覚える事に集中している。
しかし、核心ムーブはそれで出来るかもしれないが、リードでしか身につかないムーブというのがある事に最近気づいた。
それってどういう物なのか。今一つピンと来ていない。
足の入れ替えやフラッキングで登っているのをよく見るが、実際に登ってみるとそのムーブが出てこない。どうすれば身に付くのか?

対策:人のムーブを見まくる。実際に試してみる。後は2と同じ。


眠くなってきてだんだんわからなくなってきたけれど、何となく明日へ繋がる気もする。

地味な練習はつまらないけれどとても大事だ。もうシーズンも終わりだししっかりと練習に励みたいと思う。
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