今年の夏について色々考える。
これまで只管単独での登山を行ってきた。
けれども、それは望んでの事ではなく相棒が欲しいという気持ちは常にあった。
ソロクライミングを始めてからシステムの構成を考えても、フリーでもマルチピッチでもアルパインでもソロが可能な条件というものが見えてきた気がする。
ソロイストを相棒としている以上は、オーバーハング以上の被りは危険だし、一度ロックした状態であってもその後どうなるかわからない。
それにソロは装備が膨大になるので、自分の体力も相当なものでなければならない。
一人でテントを担いで一般道を歩くのはそう難しくもないが、雪山では恐らくかなり限定された山行しか出来ない事が予想される。
装備の軽量化は自分の実力を信頼があっての事だ。あらゆる状況に対しても対応できるという経験がものをいう。
フリークライミングにしてもトップ・ロープはむしろ登攀を容易にするが、リードの場合は、かなりの負担がかかる。ロープを引き上げるのはとても重たい。いつでも片手がフリーになり、尚且随所で両手が自由にならなければ致命的な状況に繋がる。
きっとレベルが上がれば上がる程にリスクは高まるだろう。
行きたい場所は一杯ある穂高のバリエーションもやりたいし、普通に上高地〜穂高縦走〜槍まで行きたい。剣も行きたい。
目標としているルートは、槍の北鎌尾根、北岳バットレス、剣八峰尾根。
全然見えない目標だけどこのまま無事故に頑張りたい。
迷惑は掛けたくないので、慎重に頑張りたい。
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