雷鳴轟くなか、上高地へと自宅を出た。
21時過ぎからにわかに上空慌ただしくなり、土砂降りで夜景が霞んでいた。
しかしマンションのロビーで五分ほど出るのを見合わせると、見事雨はやみ、最寄り駅までは濡れずに辿り着く。
だが背中のMILLET80リットルは、はち切れんばかりに満タン。ダンロップ6テンとシュラフ二人分が入っているのだから、無理もない。体感では25kg程あるだろうか。駅までの担荷を終える頃には、雨ではなく汗でずぶ濡れになっていた。
雨宿りと重荷に喘いだスローペースのためいつもの倍くらい掛かって大阪駅バスターミナルに着いた時には、もう改札が始まっていた。
いま、途中駅のJR京都を発車。この車内放送が終わると、消灯されるだろう。
幾つになっても、夜行で旅立つ時は胸ときめくものだ。
目醒めれば加賀の国。心地よい揺れに身を任せ、小梨平の夢でも見るとしよう。
sekitoriさん、こんにちは。
夜行での上高地、ロマンがあっていいですね。
現地で行動するには、夜行が一番です。
以前、小梨平のキャンプ場に行きましたが、朝の空気がとても美味しかったのを、今思い出しました。
おはようございます。コメントありがとうございます。
黎明は荘厳な中撮影できましたが、以後小雨で沈殿しています。
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