できることならば、一箇所にせめて10日は滞在してじっくりとその土地の文化/風習を吟味しながら旅を続けたい。
かつてヨーロッパアルプスを二度訪れた時は、シャモニー/グリンデルワルト/ツェルマットなどの山里でそういう人たちと遭遇し、片言の英語同士で毎晩酒を交わした。
しかし、日本のスタイルは毎日違う場所をさすらう旅が主流のようだ。旅の形態は様々だから、異論は無い。しかし次から次へと景観が変わると、記憶の中にある美しい思い出がミキシングされて、帰宅したあとの整理がたいへんなのであまり好きでは無い。
穂高の秀麗な姿をわずか四日ではあるが脳裏に焼き付け、いま剱岳を眺めながらふと感じた。長いようで短かった山旅を終え、五時間後には帰阪の人にならなければならない。
初めてのテント暮らしをした相方は、喜んでくれただろうか。寒いと震えた四日間、オレのダウンを身にまといながら何を感じただろう。梓川の河原に広がる小石のベッドに身を横たえ見上げた天の川。降り注ぐ星たちに浮世を忘れ、過去や未来を見つめた貴重なひととき。
山よ川よ、オレはまた来る。
sekitoriさん、こんにちは。
午後三時頃には、我が家に。
そうですか、ヨ−ロッパのアルプスに二度も登られたんですか。酒は万国共通でいいですね。
上高地の旅如何でしたか?最初の内は沈殿中とか、でしたが、、。
コメントありがとうございます。
最初の2日は降ったり止んだりでしたが雨に濡れる事も無く、後半2日は絶好の天気に恵まれました。
sekitoriさんこんにちは。
団体で(時に旗を持った添乗員に引率されて…)時間通りに観光地を見回る…海外でも繰り広げられるその光景は日本人の特徴?として有名なようですね
個人的には国内ですが1〜2泊のバスツアー、結構好きなんですよね〜昨年末に参加したツアーの行き先が山口県であった事以外、細かな事は全く覚えてませんがw
只、受身のツアーで連れまわされた?場所でも何ヶ所か再び訪れてみたいと思う印象深いところがあります。
10日は無理っぽいですが、4.5日程ゆっくりしてみたいですね〜
inakabusさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
先ほど、無事帰宅しました。金沢より乗車した北陸道昼特急号、途中福井県で豪雨に遭いましたが何事も無く、渋滞も京都南近辺の14km程で済み、30分遅れで梅田に到着しました。
旅のスタイルは人の価値観を表しますね。同一の土地でじっくり味わうか、限られた日程の中でどれだけ多くの名所を訪ねるか。それぞれ値打ちのある事だと思います。
当然、学生ではなく社会人として生活して行く中で、仕事と休みとの問題は避けて通れませんね。可能な限り長期休暇を取り、見聞を広めたいと思っている私は、ひょっとしたら日本人的思考が欠落しているのかもしれません。非国民ですね(笑)。
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