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五月や夏の合宿で岩壁登攀をする時は、少しでも早く取り付いて先を競い合うように登ったものだ。上からの人工落石を避けるためと、懸垂下降等の順番待ち時間を少しでも短縮して安全な時間にBCに帰着するためだ。
なのに、雪山では他大学等の顔見知りのパーティがいたりすると、何気に出発時間を聞いておいてちょびっと後に出たりした。奥ゆかしいオレは、あの素晴らしい大自然との格闘、ラッセルの権利を譲っていたのである。
どうせすぐに追いついて、団子状態になって仲良く一緒に行動し、順番で頭まで有る雪をかきわけるべく空身で先頭に立つのであるが。
よく似た思い出では、雪洞にせよテントにせよ、当然降り積もる雪をそのままにしておけば押しつぶされるか窒息してしまうので、除雪しなければならない。
沈殿中であっても、行動前夜であっても、降り続いている時は除雪を行うのであるが、「外に排便に行く者が除雪するべし」との不文律が有った。これは先輩後輩関係無しである。除雪するとなると、上下のヤッケを着込んでスパッツを装着し、当然登山靴もしっかり履かないとならない。用を足すだけなら象足(テントシューズ)でなんとかなったりするのだが。
なので、テント内は我慢大会である。誰かが用を足しに出るまで、自分はひたすら我慢するのである。あまり飲み食いしてないとは言え、これは辛いモノがあった。これ以上はパブリックスペースでは書けない・・・。
こんばんは
とても良くイメージが湧きました。
最後 つい 想像して? 錯覚して?
何だか読んでいて
sekitoriさんと我慢比べしてる気持ちになりました(笑
zorobejiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
我慢は身体に良く無いですよ〜〜。すぐにWCへ行ってください(^~^)
雪山は素晴らしいです。夏山に比べて苦労も数倍ですが、その分、山の懐に抱かれて眠る快感も倍増です。寒くてあまり寝られませんが・・・^^;
トイレ問題はあまり露骨な表現をすると、お下劣な奴と思われるので自粛しますが、人間の根本的な問題なので切実です。山小屋があるところまで行動できるとは限りませんし、有っても冬期避難スペースが空いているかどうかもわかりません。WCが使える状況は、営業小屋が無い限り困難でしょうね。
あまり小屋が営業している雪山へは行った事が無いので、現在の状況はよく知りませんが。
私は、病気したりで長らく雪山の稜線まで入っていませんので、この冬は楽しみで仕方ありません^^
‘テントの中の我慢大会’ うん、うん。ある、ある!
女性の場合は、なお、切実
似たような我慢大会も。
大学のワンゲル部に入部したての春合宿。重いキスリング(世代が分かるでしょう)を背負っての登山は、ホント、つらかった。まだ、体が出来てないので、歩荷に耐えられない。休んで欲しいのだけれど自分がそれを真っ先に言い出すのは、プライドが許さない。そこで、私が思いついた手は・・・、同じようにへたばっている友人をだしにして、「先輩、○○さんが、大分疲れているようです。」と、ささやく事。 意外と、すんなり要求が通ってしまいました。後から感じたことだけれど、先輩が皆、屈強なわけではなく、後輩のこの一言を待ってたりして・・・。おかしかったです。
あと少しで、snow & ice の季節。 sekitoriさんの復帰が楽しみです。私も、まじめにリハビリに取り組まなくては!
mizuki
mizukiさん、こんばんは〜。コメントありがとうございます。
ワンゲル出身だったんですね。現在の先鋭的登山の内容から、てっきり山岳部かと思っていました。と言っても、我が弱小山岳部のように、体育会山岳部を名乗っていても先鋭的な活動ができなかった部もありますが^^;
不思議なもんで、誰かが先にバテルと何か元気が出るもんですよね。そのお気持ちわかります。スケープゴートを一人作って犠牲になってもらい、そのおかげで休める。それも、長い登山を乗り切る知恵、ってかタクティクスですもんね(^~^)
学生の先輩後輩と言っても、たかだか1〜3歳くらいしか変わらないのだから、経験もそれほど違わなく、体力も似たようなもんだと思います。
しかし、1年坊主で赤ちゃんみたいだったのが上級生になると途端にパワーも知識も増大したものです。CLになったら、なおさらでした。
「立場が人を作る」って奴ですね。
もうすぐ煌めく雪の季節ですね!お互い、リハビリ第一で、しかしどっぷり新雪と戯れましょう(^^)/
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