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大腸内視鏡で、アマチュアが見てもすぐそれと判るくらい肥大した、進行がんだった。検査を受けた端緒は、真夏なのに三日程39℃の高熱が続いたから。
かかりつけ診療所(ベッド数19床以下が診療所である)にて受診しても原因が判らず。
幸いそこにはCTや内視鏡が完備されていたので、一応便潜血反応検査の一週間後、異常数値との事でお尻にカメラを突っ込んでもらい、そく判明、即告知。
で、診療所では当然そんな肥大したがん細胞は手に負えないので、地域がん診療拠点病院を紹介してもらい、さらに二週間程経って院長診察を受けた。
阪大医学部系列のその公立病院の長、オレのデータと内視鏡画像を見るなり、
「がんやな」
そんなん、もう判ってるわい。早く取ってえな。
「今な、病室混んでるねん。オペは、一ヶ月半後やな。それまで、検査漬けやで」
オレ、
「せんせ、そんなにほっといてもだいじょぶ?」
「あんな、そんだけ大きくなるまでに、4〜5年はかかってるねん。今更ひと月や二月、どってことあるかいな。あんた歩けるんやろ?緊急オペは、腸閉塞になって倒れたもんからや」
「さいですか」
と、至極簡単に片付けられたので安心して入院二日前まで業務撮影に行った。
腹を開けたらリンパ節にも三カ所転移している(実はもう一カ所隠れて転移していたのだが)、ステージ3bとの末期の一歩手前だったのだが、がんなんてそれくらいありふれた話なのである。
罹ってしまっても恐れる事無かれ。
さすがに二回目の告知では死を覚悟したが、転移再発しても、劔岳くらいは登れるのである。
しかし、用心に越した事は無い。まだがん検診を受けた事の無い妙齢のあなた、いますぐ予約するように。
がん程、早期発見早期治療が有効な病気は無いらしいですぞ。
Photo1:コスミック南壁 2:ゴルナーグラート駅とマッターホルン 3:カフェ。チューリッヒにて
大丈夫!! 生命保険さえ全解約の生活なのに
ガン保険だけはきっちりはいっとる。
ガンに掛かったらボーナスがガボッともらえるのだ
早くガン見つからないかなーーっと。
遅くなるとボーナスより保険料が高いなんて、事になっちゃいそう
ところで、大腸ににんにくが詰まってた・・なんてオチじゃないでしょうね。
sekitoriさん、こんにちは。
暫く前ですが、父親と義弟を一週間の間に亡くしました、二人共癌でした。
父親は手術後一度も良くならず、それでも歳のせいで進行が遅く、術後十数年生きました。
義弟の方は癌と分かって即手術、でも早かったです進行性の癌は、残念ながら術後半年持ちませんでした。
義弟夫婦は山が好きで毎年夏には北アを縦走してました。
その時は残念ながら私は山をやっていなくゴルフに夢中。
一緒に山を歩ければ楽しかったろうにと思うこの頃です。
sekitoriさん、「頑張って」なんて月並みの励ましですが、
癌に打ち勝って下さい。
そして、山も登り続けて下さい!
私も癌体質の家系に生まれたようです。
数年おきに内視鏡で大腸のポリープを数個づつ除去してますが、今のところ良質ばかり。
ポリープが出来やすい体質と医者からは云われてます。
でも、その内いつか、何かの癌と診断される時が来るのだろうと思ってます。
癌と戦いつつ山に登る先人、sekitoriさんがいらっしゃれば私も心強いです。
kimidoriさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も、がん保険に入っていますが、はるか昔、大学卒業後すぐに加入したモノなので、抗がん剤などには無関係のやつです。
初回発見時の百万円くれましたが、あっちゅう間に無くなりましたよ。それくらい、がん治療には多額の費用がかかります。お金持ちの人は、いろんな最先端治療を受けるのでしょうが、それでも芸能人や著名人が次々亡くなってますよね。
そうなると、もはや運命です。宝くじやドラフトではありませんが、当たる時は当たる。死ぬ時は簡単に死ぬし、生き残る定めならいろんな事が起きても、しぶとく生きるのでしょう。
私は、にんにくのおかげで元気ですし、好きな山登りも充分再開できているので満足していますが、苦しんでおられるがん患者も多数おられますので、「早くがんにならないかな」とは言わないほうが良いですよ。
世の中、銭より健康が一番です^^
noborundaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
悲しい思いをされましたね。お二方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
世間一般で言われている、「がんは若い程進行が早く、高齢なら遅い」の俗説ですが、noborundaさんのおとうとさんはお気の毒なことに当てはまってしまいましたが、そうとも限りません。
進行度合いよりも、基礎体力の保有具合により、闘病に大きな差が表れるようです。
自慢になりますが、私は高校時代より登山を続け、足腰が丈夫だったおかげで、オペの直後から院内を歩き回る事ができました。
それが、術後の大腸癒着を最小限にするとの説明を受けていましたが、なにより寝たきりになんかなってたまるか!との、意地だったのだと思います。
がん家系と、ちまたではよく言われますが、主治医いわくあまり関係無い、との事です。
病は気の持ちよう。発病してしまえば、精神力ではいかんともし難い病魔ですが、罹る前から気を揉んでも仕方ありません。
この地球に生まれた人類、すべてが40歳くらいを超えたらがん細胞が全身を駆け巡るのです。
それがどこかの部位に集結するのががんなのですから、どなたにも可能性はあります。
自分はいずれがんに罹る、などとは決して思わずに、今を生きて下さい。そして、もし罹っても、笑い飛ばして更なる高みに挑戦しようではありませんか。
今日も、大怪我から再起している日本のトップ国際山岳ガイドと会ってきました。病気や怪我なんて、山に登れば忘れます。あの登りや下りの苦しさに比べたら、がんの手術や抗がん剤の副作用なんて、屁ぇみたいなもんです^^
こんばんは。
自分が とても慕っている義理兄が癌です。
発見してすぐ手術。
一年が過ぎようと言う頃です。
ちょうど sekitoriさんと同じ位の歳なんです。
昔から 富士山の案内人のバイトしてまして…
義理兄はもちろん
姉もとても明るく…
自分が登る山は、高々標高2,000mm程
sekitoriさんの経験に比べたら とてもお恥ずかしくなるような…
ですが 山は山です。
熊も居れば狸も居る狐・ウサギ…。
自分よりはるかに小さいスズメバチ。
今の時期 軽装で登り 一歩間違えて下山途中事故にあったりして一夜を明かす事になったら…
山に登ると 自分の小ささが良く分かります。
普段の生活を振り返らされ
自分は生きているのではなく
生かされているのだと実感できる
山と癌
(まぁ 癌に限らずですが・・・)
自分なりに 何かが共通している感じがします。
と 意味不明な事をつい長々と… スイマセン
義理兄
sekitoriさん
>当たる時は当たる。
本当に当たってくれるよう 心より願います。
自分は無力だ
zorobejiさん、おいでやす。よくぞコメント下さりました。
最愛のおにいさんの病気、さぞかしご心痛の事でしょう。しかし、なってしまったものは仕方有りません。
富士山の案内人との事、素人の山屋なんか足下にも及ばないくらい丈夫な身体をお持ちでしょう。だから100%長生きできるとは限りませんが、少なくとも百戦錬磨の精神力で、これからも人生の難局を乗り越えられると思います。
人間なんて、小さなものです。私は、zorobejiさんが恥ずかしがるような経験なんて積んでいません。それを持ち出したら、月に降り立った人に対して、みんなが恥ずかしがらないとならないでしょう。
山高きが故にたっとからず。100mの山だって、立派な山です。おっしゃるように、低山でも遭難は起こりえます。
要は、自ら進んで苦しい登山をするにあたって、人の記録は気にしなければ良いのです。昨日より苦しい事を成し遂げた。それで、立派にアルピニストとしての成長ではありませんか。
2000mより3000mが優れている、なんて事は決してありません。世界中すべてのピークに、それぞれ素晴らしい点が有るのです。
私は、死期を悟ってから、本当にすべての事に感謝しています。本来、死んでいてもおかしくない状態で高い山に登れた事で、神仏だけでは無く、自然界のパワーに生かされている事を実感します。
どうか、これからの人生を無駄に過ごす事の無いよう、しっかり登って下さい。
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