![]() |
オレより少し年上かな、くらいの女性がこちらを見て、同行者のさらに年上風男性に、
「私もあんな杖が欲しい」
と言っているのが聞こえてきた。
オレは、Wストックで登っていた。雪山訓練の意味も込めて、重登山靴を履き冬山パンツで。
すると、その男性
「こんな山ではいらんよな」
と聞こえよがしに言っていた。
ほっといて。別に他人様にどうこう言われても気にしない質だが、その本質を曲解されるのは不本意である。
オレは、Wストックを老人の杖のように全体重を預けて登ったりはしない。そんな事をしたら、上半身のバランスが崩れるし、腕に体重がかかってしまい、疲れるのだ。
どちらかと言うと、急な下りを早めのスピードで降りる時のバランス保持に使用しているのだ。長らくスキーをしているので、それと同じ感覚。両方のストックのシュピッツェ(石突き)をちょんちょんと突くだけで、ずいぶん安全なような気がする。
その山は標高こそ低いが、全山、岩が露出した縦走路が大半を占めているので、たいそう役立った。
登りもしかり。体重は預けずに、左右の荒れ地に軽く突くだけで上半身が安定し、ぶれないので疲れが軽減できる。
それと、近年はソレルのカリブ(カナダの雪用保温靴)でゲレンデ上部のピークくらいしか行っていないが、雪山のラッセル時にピッケルはザックに付けておき、ストック(リング大)を使った方が歩行もし易いし、両手で両端を持って前方の新雪に叩き付け、ラッセルするのに重宝している。
どういう使い方をするのかは個人の自由だが、装備の研究は入念にしたいものである。
こんにちは
私も常にダブルストックです。
膝痛持ちなので、下りでの膝への負担軽減には効果大だと感じています。
平坦な場所ではストックの使い方で大きな推進力が得られますし、低山だから必要ないといい切られるのは納得いきませんよね。
人によって山への登り方、下り方、歩行スピードetc考え方も歩き方も違うと思うので、ストックだけに限らず装備は人それぞれでいいと思いますね
ちなみに心配性な私は低山でも40Lのバックパックですし、カメラも2台持ち・・・10kgもの重量を背負って歩いています(汗)
こんにちは!
ダブルストック、出かける山によっては私も時々使ってます。
昔スキーをやっていたので、あれば今でもやはり楽ですね。
アルプスのような高山でもダブルストックを使えるルートは沢山ありますが、
岩稜帯が多いルートの場合は最初から持って行かない事が多いです。
ツエルトを張る為にザックの脇に挿して行く事はありますが。
あとは、雪山では必須ですね、
特にラッセルが予想される時は sekitoriさんと同じです。
しかし、一概には言えませんが、
低山の方がダブルストックを有効に使えるルート、多いと思うんですが・・・。
air_4224さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お膝の痛み、辛いと思います。それが、ストックで少しでもやわらぎ、楽しく登山をできるのなら大きなメリットですね(^^)
私も仕事でも山に入るので、いつもザックは大型で重たいです。30kgを超えるような時は小休止ではザックを下ろさず、ストック二本を支えにして休んだりします。
いろんな活用法がありますよね。
noborundaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も、三点支持が必要な程の岩場には、ストックは持参しません。先々月、劔へ登った時は、雷鳥平からの長丁場でしたので持ってゆき、一服剣のピーク近くの見えない邪魔にならない場所にデポしました。
が、前剣やカニなどの危険地帯でザックの後ろやサイドにストックを付けて登られる方がたくさんいて、鎖や岩に引っかかる場面もあり、ヒヤヒヤしながら見ていました。
確かに、低山のほうが使う場面は多いですよねf^_^;
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する