以前日記に書いたことがあるけど、母は三浦三崎出身で、魚屋の娘。ご先祖様は間違いなく「海の人」だ。大変な山好きなんだけど、最終的には海に帰りたいのだろう。
逆に、父は「山の人」。先日の日記にチラッと出てきたが、丹波篠山の…駅から車で20〜30分くらいかかるような山里の人だ。(今は高速道路が通っているらしい。)
父の実家へは、中学生くらいまで、お盆と正月に帰省していた。
お盆に行くと、当然ながら先祖のお墓へお墓参りに行く。
このお墓がどこにあるかというと…集落の裏の山中だった。
伯母たちが「お山へ行くよ」と言うと、お墓参りに行くことを指していて、親戚みんなで線香や蝋燭を持って、10〜15分くらい登る。
山中のお墓は明るい(お墓の周りだけ伐採してある)けど、苔むした水子地蔵があったりしてちょっと静謐な気配が漂っていた。←当時はそんな言葉は知らないので、ただ静かで、ちょっと不思議な雰囲気がすると思っていた。
それに、昔に土葬したと思われる大きな穴があったりして、少し恐かったりもした。
なのに私はそのお墓参りが好きで、父の実家に着くとすぐに「お山に行きたい」と言っていたように思う。単純にみんなで行くのが楽しかったのか、アウトドア派だったのか(;´∀`)
今にして思えば、自分と山との関わりの最初はこの「山中のお墓参り」だった。
ただし、正月に行くと、このお墓参りはさせてもらえなかった。雪が積もっているからだ。
でも元旦には集まった親戚全員で般若心経を唱え、お山に向かって手を合わせ拝礼する。
この行為…当時は何とも思っていなかった(親戚全員がやるので、そういうものだと思っていた)けど、「ご先祖様が山から自分らを見守ってくれている」という想いや、「悪いことをしたらお山にいるご先祖様の怒りを買う」という考えは、もしかしたら山岳信仰の原点になっているんじゃないかと思えなくもない。
年末に里山を歩いて山中にたくさんのお墓を見たので、そんなことをふと思い出した。
▼12月15日 地元民と行く雷電山☆里山探検のおまけ付き
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2144660.html
以前の日記には、海が見える丘陵地に立つお墓に、「自分のお墓もこんな場所がいいな、と思ったものだ。」と書いた。実は、海への散骨に憧れたこともある。
でも今は、お山の土に還るのかな、と思ったりもする。(現実として土葬できない、とかは置いといて。)
実際に自分にその覚悟が必要になったときは、どうしたいだろう…。
うーん・・・、親より先には死ねないから、答えはもう少し先送りだな(;^_^A
miki-taniさん、こんばんはです!(*・∀・*)ノ
馴れ初めというタイトルから、てっきり恋愛がらみのお話かと思ってしまいました〜(^^;
海に?散骨とは!
故郷に還るという感じでしょうか?
自分は・・・
雷鳥さんに鳥葬して欲しいところです〜♨️
※雷鳥は草食です。
※追記
浮いた話だったら良かったのですが・・・
去年車を買ったときに貰ったペアチケットがもうすぐ期限が切れるので差し上げようかと思いました(^^;
あはは、浮いた話がなくてごめんなさい
そうですね、生まれたところに還りたい、ということでしょう。
カーズさんは雷鳥さんかぁ〜。本当に北アルプスLove なんですね(^^)
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