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いきなり本題に入りますので、経緯が知りたい方は前回の日記を見てください。
私が必要とする除雪機のECUは、やっぱり出荷停止になっていた物でした。
でも、私が注文したお店の対応が素晴らしく、あっちこっちのサービスセンターに連絡を取り、他店にある貴重な在庫品を一つ見つけてくれた!
だから私への連絡が遅くなったようでした。
素晴らしいお店です!
お店からECUの金額を聞いた時、正直ちょっと引いたけど、ここまでやってくれたんだから買うしか無いでしょ。
ちょっと原因が違うかもしれないけど、その時は予備として持っておいて損はなさそうだし、もし使わないとなった時は、ネットで捌くこともできるとも思ったので、ECUの手配をお店にお願いした。
お店からECU入荷の連絡をもらい、クレジットカードで決済した。
ほっほー、こんな一般のお客さんが来そうもないお店(どうみても業者専門店風の店構えのお店)なのに、クレジットカードが使えるんだと、ここでもそのお店に感心した。
さらに、メンテナンスマニュアルを持っていない私用にと、ECUの取り付け場所と、ECU交換後の再セットアップ手順が書かれたマニュアルの写しまで準備しておいてくれたうえに、うまく行かなかった時は、遠慮なく聞きに来てくださいね!
とまで言ってもらえた。
ん〜ありがたい!
家にECUを持ち帰り、時間がある時に除雪機をばらし始める。
まず、操作部周辺のカバーを全て(3枚)取り外して、チェック作業をしやすくする。
次に、走行駆動用のバッテリーが一番手前に2個鎮座しているので、これも外す。
バッテリーは外したついでなので、チェック作業中に2個とも充電しておくことにした。
この状態で電装系を全体的に見渡すことが出来るようになったが、
ちょっとちょっと〜 と、私は思ってしまった。
電装系はホボ全周をカバーで覆われているけど、操作部上面にある操作レバーの穴からは、雪などが入り込める状態である。
まあ、リレー類のコネクタは下を向いているし、その他のコネクタは、直接電極部には水が侵入しにくいような物なので、大丈夫なのだろうけど、ちょっと私は気にかかった。
ひょっとしたらコネクタへの水分侵入による漏電なのか?
だから暫く放おっておけば、水分が蒸発して復活するのか?
とも考えられると思った。
まあ、これは後から考える事にして、まずは配線のチェックを進める。
ネットで情報を得た配線の損傷部は異常なし。
ちょっとガッカリ(笑)
気を取り直して、電線保護チューブから出ている配線と、配線のコネクタ接続部のチェックを進める。
また、特にあやしいと思われるコネクタは、一回抜いて再度シッカリ差し込んでみる。
私が見た感じでは異常は見つからなかった。
でも、ここでまたしても気にかかる事を、私は感じてしまった。
リレー類の配線が、鉄板カバーに直接触れていそうな物が確かにある事。
幸いに今回見た所では、特に擦れなどの影響は見られなかったが、何らかの対策はしておいて損は無さそうだと思った。
だんだんやるべき事が少なくなってきて、内心徐々に冷や汗(笑)
続いてのチェックはモータドライブ。
前回の日記で、Kijo-Ashさんからコメントで情報を得た、モータドライブ線間の抵抗値を測ってみる。
見事に左右ホボ同じ数値であった。
これまでの一連のチェックでは、やはり焦げたような形跡や匂いも感じることが無かった。
各ユニットをばらして内部をチェックするか?
正直チョットそれは面倒なので (^^ゞ
最後の手段としてECUを交換することにした。
その前に、これまでの作業で私が感じた事の対策を施してみる。
雪などの水分が、直接コネクタ類に降りかからないようにしつつ、被覆むき出しの電線が直接鉄板カバーに当たらないようにする。
この施工に私が使った物は 「牛乳パック」 (笑)
防水性と絶縁保護性を兼ね備えた材料だと、私は見込んだ。
ちょうど資源回収用に貯め込んだ物があるので、それを使ってカポカポハメ込んでいった。
基本は紙なので加工しやすく、強度もある程度あるので、切り込み穴を開けて結束バンドで固定することも容易にできてしまう。
一通りカバーした後、いよいよECUの交換。
細かいピンが沢山あるコネクタを2本外し、固定してあるボルトを外して交換する。
ECU交換後に充電したバッテリーを2個装着し、メイン電源の配線を行う。
続いてセットアップ用のコネクタを外し、ECUの再セットアップを行う。
スイッチを入れ、前後進レバーを最前にし、除雪オーガスイッチを入れ、除雪スイッチを切って、各表示ランプの点灯を確認する。
続いて左クラッチレバーを握り・・・・・・・・・・
といった呪文と言うか、立派な金庫を開ける手順みたいな作業を十数項目行った後に、外したセットアップコネクタを再度差し込む。
全ての作業が終わった。
とりあえず除雪機を少し動かしてみた。
前進、後進、ターン、オーガの上下・ローリング・回転・停止、シューターの動き
全て問題なく動いた。
あとは実際に除雪作業で使って様子を見るしかないね。
もし何か問題が出たら、
いよいよユニットをばらすか?
コンデンサをハンダごてを持って交換か?
モーター本体か?
はたまた別な問題勃発か?
あきらめて新たな除雪機を注文か?
まあ、その時に考えましょう。
んだべのぉ〜
ぶっとなげで おいでけへ (^^)
明日は少し風が収まるのでそこで試運転かな
これで直ったら、ECU基板のコンデンサー交換できるように部品調達ですかね
ご要望とあれば、ハンダ作業は承りますよ〜
直るといいなあ
ほ〜い
とりあえず明日やってみましょう
ユニットは10万円以上もしたのでは、新車で80万円で、中古もそこそこ出てます。様子を見てダメだったら、今更、スコップには戻れないし買い替えを考えちゃいますよね。
また、この日記を読んでいただいて、ありがとうございました。
前回の日記で、一歩踏み込んだコメントをいただいたので、結果をお伝えできたようでホッとしました。
我が家の機械は1180iの初期型だったようです。
昨日本格的に動かしましたが、終始すこぶる順調でした。
今の機械は電子制御なので、それらの部品供給が終わったら、ホボアウト!
と言う事を、今回の事で痛感しました。
おっしゃる通り、今更雪かき作業の全てを、スコップなどの手作業に戻りたくはありませんね。
また、今は雪を機械で排雪場所に高く積み上げていますから、手作業では無理!
排雪場所がワンシーズンもたないでしょう。
除雪機も、いいとこ10年くらいなんですね。
次のシーズンは買い替えかな〜?
なんて家内と話している所ですが、
買い替えとなると、機械を大きくしたくなっちゃうんですよね(笑)
最新型の上位機種は、メッチャ賢いし!
山道具並みにドキドキワクワクで、各メーカーのサイトを見まくっています(^^)
しかし、私の1170は右前方に12Vバッテリー1個でその近くにECU1個の構成になってます。ユニット数もバッテリー数も少ないので修理が楽です。
ユニットを開けてみるとコンピュータは三菱電機製です。20年ほど前に三菱電機は半導体を切り離したので、部品の調達は困難でしょう。
モータはBLDCモータで、左右で12個の出力トランジスターが搭載されています。大電流で数も多いのでトランジスターは故障しやすいようです。
ちなみにガソリンエンジンで雪かきと雪投げをするのですが、パワーの比率は50%だそうです。雪投げはイメージ以上のパワーが必要のようです。
なるほど、三菱電機製ですか、貴重ですね。
暫くと言うか、せめて今シーズンは順調に動いて欲しいと思っているので、昨日投雪シュートの内側を、シリコン配合の塗料でツルッツルに仕上げてあげました。
今日は落ち着いた天気でしたが、明日以降は活躍してもらいます。
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