|
|
|
http://www.yamareco.com/modules/pico/index.php?content_id=36#peak
http://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=2205
最近暑い中のハイクでへばることが多いので、皆様のレコで累積標高値を参考にしようとしたところ、方式によって差がありそうなことに改めて気がつきました。
で、先日、西湖毛無山〜十二ガ岳の12+のアップダウンがあるコースを歩いてちょうど良いサンプルになりそうだったので日記してみました。(あまり日記向きではないですね。

今回は比較した方式と結果は以下のとおりでした。
1. ヤマレコSRTM累積標高値 = 934m↑ 928m↓
2. ヤマレコGPS累積標高値 = 997m↑ 960m↓
3.カシミールのSRTM(90mメッシュ)の累積標高値※1 = 1062m↑ 1062m↓
4.カシミールの国土地理院(10mメッシュ)の累積標高値 1223m↑ 1223m↓
5. Garminに記録された累積標高 1481m↑ 1448m↓※2
同じGPSログでも、カシミールの国土地理院とヤマレコSRTMの値には30%位違いが出ることもあるんですね。どれが正しいかは藪の中ですけど。
(内容には自信がありませんので、コメント、ご質問など大歓迎です。)
※1 カシミールの説明ページ
http://www.kashmir3d.com/srtm/
に従ってSRTM-3 Version2 を載せてみました。
※2 後から追加 (2014/08/23 17:00): Garminに記録された累積標高をカシミールで標示させたところ Garminの累積標高 1481m↑ 1448m↓でした。
ヤマレコGPSの値はGarminの値ではないようですね。ますます謎。
写真1: ヤマレコSRTM標示
写真2: ヤマレコGPS標示
写真3: カシミールにSRTM-3 Version2を載せたときの標示
-------------
murren様、shokunpapa様からコメントいただきまして、以下を暫定結論としています。
「計画段階で、真実に近い累積値をどうやって簡便、安定的に取り出すか」は、「ヤマレコのGPSログデータの水平方向の誤差が気にならない程度まで修正、間引きしたものか、実際に歩くコースに近い精度のルートデータを使用して国土地理院10mメッシュ標高※1で割り出す」
※1 "橋"、"トンネル"など、地表データとハイクしたコースが異なる部分はデータから除く
tatsucaさん、こんにちは。
その節はスイスの地図の切り取り方を教えて頂きありがとうございました。
私はほとんど気にしていませんでしたが、ホントですね。自分の記録で比べてもすごく違いますね。
原理的にはどっちも誤差が大きいので参考程度でしょうが、それでも(私の場合)十分に参考になっています。
どっちが正解に近いのかはどうなんでしょうね?誤差が少ない方と言い換えられるでしょうが、長距離と短距離でも違ってくるでしょうが、長距離の場合はスペースシャトルのデータを利用した方なんでしょうか?
その分岐点はどこらでしょうね?
murrenさん、こんにちは。
つまらない(しまらない)日記にコメントいただきありがとうございます。
累積標高差は、余裕のある計画の時には気にしないのですが、自分の限界に近い計画を立てるときには気になっています。(自分のような初級者にとって、30%の誤差は最後のひとガンバリで足がつって明るいうちに帰れるかどうかにまで効いてきそうなので。
距離の影響はありそうなのですが、自分の最近のハイクデータではヤマレコSRTM累積標高値がカシミールSRTMデータの半分だったこともありました。
ヤマレコSRTM 129m vs. ヤマレコGPS 145m vs. カシミールSRTM 261m vs. 国土地理院325m (カシミールでは橋を渡ったときの水面までの標高が加算されている気がしますが。)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-493130.html
見晴らしがよければGarmin標高(ヤマレコGPS?)が信頼できそうなのですが、これも谷間、林間のデータだと信用できないし、いろんな要素が絡んでそうでしばらく継続検討ですね。
今後ともよろしくお願いします。
tatsuca様
いずみの湯の近くのスタート地点から毛無山、十二が岳を周回されていますが、このコースは2万5千の地形図の等高線読み取りで+-955mぐらいになるので、実際の累積標高差は等高線で読み取れない凹凸を加えれば、もう少しあるのかなあと思います。
毛無山から十二ヶ岳の稜線を歩いたことがないので、実際にどれぐらいの凹凸があるのか、現地で確かめたうえでないと何とも言えませんが。
GPSで累積標高差を出すと機種によっては誤差が大きいので、カシミールの標高データで補正をする(しかも国土地理院の10mメッシュ標高データを取り込んで補正する)というのはいいと思います。ただ、その際に水平方向についてもGPSのトラックに誤差(ノイズ)がないかをチェックしてから補正すると、より正確になるのではと思います。
shokunpapa様、実測付きのコメントありがとうございます。
> その際に水平方向についてもGPSのトラックに誤差がないかをチェックして
実は、今回11峰と12峰間の鞍部(吊橋付近)で大きく飛んでいる箇所があったので削除して投稿したのですが(添付リンク図中 緑線)、拡大してみるとそれ以外にも相当水平方向に細かくぶれていますね。
http://imgur.com/BjO24nf
そこで、60秒間隔以下の観測点を間引きして、点数を1430〜293ケにしたところ(図中、赤線)、なんとなく自分の歩いたコースに近い雰囲気となり、また国土地理院10m標高が1223m → 982mになりました。
これは図面から実測いただいた+-955m+アルファに相当近くなります。どれが正しい、というのは難しいかも知れませんが、個人的にはここらあたりが真実に近いような気がします。
とすると、当初目的であった「計画段階で、真実に近い累積値をどうやって簡便、安定的に取り出すか」は、「ヤマレコのGPSログデータの水平方向の誤差が気にならない程度まで修正、間引きしたものか、実際に歩くコースに近い精度のルートデータを使用して国土地理院10mメッシュ標高※1で割り出す」になりますかね。
※1 "橋"、"トンネル"など、地表データとハイクしたコースが異なる部分はデータから除く。
また生来の悪い癖で、長い返信となりました。失礼つかまつりました。m_ _m
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する