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こなた平郡産のナマコ〜素潜り漁師さんからの差し入れ
いずれも酢ダイダイと言う酸っぱいダイダイと
醤油でつくった調味液で頂く
牡蠣を生食することには多くの人は抵抗があるようで
酢牡蛎は苦手と言う人は案外多い
牡蠣フライでも煮ても鍋で頂いても、旬の牡蠣は美味しい‥
がやっぱり生食が一番
酢ダイダイ牡蛎
その酢牡蛎の酢の代わりに
平郡島産の『酢ダイダイ』と言う
ダイダイを使って見た
元々はナマコを食べる時に使うのだが
酢とは違う天然の味で 他を寄せ付けない
当然 酢牡蛎にも使えるという訳だ
元日に合わせて送ってくれた生食用の牡蠣を
大事に取っておいて食べようとすると
『今頃食べるなんて‥』と送り主に叱られたが
何と言っても天下の広島産生食牡蠣である
品質にも品質管理にも何の不安もなく
賞味期限など何するものぞと
10粒ほどを頂いて満足‥
一度に1�圓鬟撻蹈蠅反�べたこともあるが
それで勿体ないので少しづつ賞味するのだ
噛んで食べるか呑み込むか‥⁉
ナマコは勿論噛んでその食感を味わう
それを重々承知の上でナマコは
『噛まずに呑んでも美味しい』と言うと
『否』『否』『異な』『いやいや』『イヤ』‥の大合唱である
否定されることは一考に構わないが
1人くらい実際にやってみて『あゝ そうだね‼』とか
『やっぱり噛んだ方がいいわネ』と言う者がいてもよさそうなものだが
誰独りとして『そうかぁ⁉ じゃあやってみようか‥』と言う者はいない
『呑み込むこと』なんか『(怖くて？)出来そうにない』と言うのなら分かるが
試して見ようともせずに否定して
『噛んだ方が絶対美味しい』となぜ言えるのだろうか‥
不思議だ
ナマコは普通噛んで食べる
自分もそうするが 一部分(やや大きめのもの)を噛まずに呑み込みもする
あの角のない滑らかな塊が喉を通って
胸の辺りの食道を押し広げながら落ちて行く感覚が
何とも言えない充実感を味あわせてくれるのを
誰も知らないのだろうな‥と
独り北叟笑むのがまたいいノダ
食感は教えられるものではない
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