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ここでは真冬でもキヌサヤが蔓を延ばし
手を欲しがる
手を差し伸べるには
稲わらを使うのがいいのだが
米をつくる人がいなくて入手不可
そこでススキの枯れ穂を使う
稲わらより背が高く
根本が丈夫で地面に突き刺せる
上段と中断に細い竹を渡し
竹を割って枯れ穂を挟む
或いは2本並べてでもよい
電柵の出入り口には
ゲートグリップなるものを使う
ある店では1個1100円
別の店では600円とまちまちだが
4段電柵のゲートだと
2400円から4400円となる
出入り口を5ヶ所設けたら
12000円から22000円
＋1割めッ！
上2段だけならその半分
たまったもんじゃない
そこで竹を使って自作した
費用は1個208円の引きバネだけ
4段で832円 5ヶ所で4160円
カヤも竹も便利で無尽蔵
取っても誰も文句は言わない
天然素材だから焼いてもいいし
放っておけば土に還る
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