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コタツムリを決め込んでいたところを
電話1本で穴釣りされる
億劫だったが
このまま老け込んでいいのか〜と‥
(まぁ 老けてはいるが‥)
気がつくと
大晦日の山陽路を走っていた
閉店間際の釣具屋さんで餌を買う
四代に着いた時
でっかい月が昇って来た
月の出は釣れ時だ〜と相い方
すでに良型を揃えており
さてこそッと意気込むこと3時間
コツリの魚信もなく
煌々の月を仰ぐ
いっとき収まった風が
粉雪をつれて再び吹き始める中
ようやく潮が動き始めて
ポツリ またポツリ
竿が折れんばかりの風となり
月も顔を隠して知らんふりだ
帰路の山陽路がうっすらと白くなり
山道に入ると吹雪となって
カーブで幾度か尻をふりながら
3：14帰着
想定外の270�劼硫未討�2尾
何故かそれに満足し
今日こそはのコタツムリ
2尾の命を頂いて
貧果と言うは ヒトの奢り
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