尾道発4：56

2015年01月20日 20:33各駅停車全体に公開

　1月10日(土)
　前夜はアナゴ寝床なるゲストハウスに泊まった。今日は尾道発5：12の電車に乗れば17：43には大町まで帰れる。アナゴの寝床までは駅から20分あまり歩いたし、不案内の知らない街でもあるので、少し早かったが4：30過ぎに宿を出る。
　尾道5：12 ⇒ 06：08西阿知06：27 ⇒ 08:32姫路08:55 ⇒ 11:23米原11:30 ⇒ 12:03大垣12:11 ⇒ 12:43名古屋12:46 ⇒ 14:07中津川14:30 ⇒ 16:43松本16:47 ⇒ 17:43着信濃大町　
　と言う予定。

　ところが駅に着くと丁度そこに上りの電車が入ってきた。見ると4：54発姫路行きとなっている。えッと驚くのは後にして大急ぎでその電車に駆け込み、ガラ携帯の『駅から時刻表』で調べると確かにその電車は載っていた。
　殆どの列車は相生で乗り替えさせられるが、1日に3本だけ糸崎発姫路行きの列車があり、図らずもその電車に遭遇したと言う訳。
　これは早起き三文以上の得をしたかもしれないと思ってその先を調べると、
　尾道4：56 ⇒ 7：20相生7：28 ⇒ 10：25米原10：30 ⇒ 11：43名古屋11：46 ⇒13：07中津川　となっている。

　姫路まで行かず相生で乗り換えると米原行きに乗り継ぐことができ、さらに米原から大垣乗り換えなしの豊橋行きに連絡していることが分かった。
　つまり名古屋まで3本の電車・2回の乗換えで行ける訳だ。これまで、相生と大垣での乗り換えは必須と思っていたのでこれは思わぬ発見，まさに三文以上の大収穫だったと言う次第。
　ただし、中津川から先は14：30発松本行きまで1時間23分の待ち合わせとなり、尾道発5：12で6本の電車に乗り継いで14：07に中津川に着くのと同じ結果になる。
　PCによる検索では同じ結果になる場合は遅い出発の方を提示するのだ。

　名古屋乗換えで1つだけ気がかりなことがある。それは東海道線から中央西線への乗り換え時間が3分と設定されている場合が多いことである。この3分が曲者なのだ。
　大勢の子ども達を連れている場合の大きな駅での3分の乗換えはかなり厳しい。実際にはそうでもないのだが万一を考えてしまうのだ。なので名古屋でなく次の金山を利用する方が賢明なのであるが、今回は名古屋で3分のケースだった。
　ではなぜ金山ではダメなのか、思い切って名古屋で降りず金山での乗り換えを試みて見る。その答えはあっ気なかった。豊橋行きが名古屋で4分停車し、その間に中津川行きが発車してしまったと言うだけのこと。
　仕方なく寒いホームで次の瑞浪域を待ち、多治見で降りて中津川行きを待つと言うドジを踏む。

　が、しかししかし、転んでも只では起きないのが唯一の取り柄。吹きっさらしのホームで待っている間に気づいてしまった。1月5日11：30に自分はこの金山駅に着いて、11：36の快速・豊橋行き(12：26着)に乗り替えたではないかと‥。
　先の豊橋行きの電車は金山発11：51で豊橋着が12：37。その時の電車より11分遅いだけで、同駅12：42発の本長篠行きにも、13：42発の天竜峡行きに間に合い、1月5日の飯田線の旅と同じ電車で22：02に大町に帰ることができるのだと‥。つまり尾道から飯田線経由で大町まで1日で帰ることができると言う大発見。
　尾道4：56 ⇒ 7：20相生7：28 ⇒ 10:25米原10:30 ⇒ 12:37豊橋13：42 ⇒ 天竜峡～(途中略) ⇒ 22：02大町
　これこそ細くて長い長いアナゴの寝床効果でなくて何であろうか!!

　と言う、乗り鉄2370円の旅のお話デシタ!!

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