妻と劔岳登頂を目標にトレーニングをしなければと少しずつ始めた。先週の乾徳山では岩場や鎖場はそれほどではなかったが、たいした登りではないのにもかかわらず、そこに至るまでに足の痙攣が始まり「タカをくくって怠けまくっていたつけ」に苦しんだ。「これじゃ、劔どころではない」と猛省してトレーニングを開始。そこそこの岩場や鎖場も、それなりの荷物を背負ってこれまで何度か登ってきたが、「劔となると・・・」と状況が分からず、人の話から想像しては不安にもなっている。ということで、今日は日の出前から妙義山の岩場ルートにトライする予定だった。
昨夕まではそのつもりでいたものの「まだ準備不足なのではないか」という思いもあり、どこかで「行かない理由」を探している自分もいた。
そこへ願ってもない(?)夜の雨。結構な降りでもあった。そして、「岩場が濡れているとリスキーだなあ」と勝手に判断。ついに僕は「行かない理由」を見つけてしまった。
山には行きたいのに、長い縦走や大変だろうと思われる行程を前にすると楽しみな気持ちと同時に不安から「行かない理由」を時々僕は探している。そんな自分が情けなくもあるのだが仕方が無い。
もう少しトレーニングを積んでから妙義山の岩場を目指そうと思いながら、体を持ち上げる練習用に庭の木にロープを垂らしてぶら下がってみた。
妙義山を踏破できたら、少しは劔岳への気持ちが強くなるかもしれない。
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